サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 教師として個々の子どもに接し,最適な成長・発達の場を整えていくために必要な教育心理学の理論や知見を理解する。さらにこれらの知識をもとに,実践的な場面において自分で判断できる力をつけることを目指す。 |
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到達目標 | | 基礎的な教育心理心理学の理論や知見の理解に加え,発達のメカニズムや学習の諸相教育場面での個人差,やる気を出させるにはどうしたらよいか,いじめ問題にどう取り組むのか,などについての実践的な例についても応用できる力を促す。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回 講義ガイダンス 教職のための心理学とは 第2回 発達の概念と代表的な理論 発達とは何か,生涯発達,発達段階,ピアジェ,フロイト,エリクソンの発達理論 第3回 遺伝と環境 発達を規定する要因としての遺伝と環境について,遺伝説,環境説,輻輳説,環境閾値説,行動遺伝学とは 第4回 認知発達 視覚,聴覚,味覚などの感覚運動機能の発達の概要 第5回 言語機能 言語機能について,音声の発達,文法の発達,読み書き能力 第6回 知能 知能とは何か,知能検査とは,IQの測り方,IQに関わる要因,EQ(情動知能) 第7回 記憶 記憶のメカニズム,忘却の仕方,効率的な記憶方法 第8回 情動 情動とは何か,情動の役割,情動のコントロール 第9回 社会性 親子関係の発達,愛着理論,教師と生徒と間の愛着,向社会性行動 第10回 パーソナリティ パーソナリティの理論(特製論,類型論),パーソナリティの測定方法(投映法,質問紙法,作業検査法)について 第11回 学習と動機づけ やる気を出させるには,学習の理論,内発的動機づけと外発的動機づけ,学習性無力感 第12回 教師のリーダーシップ 教師と生徒の関係,教師のリーダーシップ,PM理論 第13回 いじめと不登校 いじめの構造,不登校のプロセスと要因,対応の仕方 第14回 発達障害(1) 代表的な発達障害について,自閉症,広汎性発達障害,ADHD,学習障害 第15回 発達障害(2) 障害を持つことによる心理的影響,発達障害を持つ子どもへの関わり方 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回の授業で行うショートレポート(7割)、テスト(3割) |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業で習った内容と関連した出来事を日常生活の中から見つけ出し,エッセイを作成する課題を非定期的に与える。そのため,常に日常生活を教育心理学的に考察しようとすること。 |
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教科書・ 参考書 | | 毎回の授業では以下の教科書に加えて,プリントを配布する。 二宮克美・山本ちか・太幡直也・松岡弥玲・菅さやか エッセンシャルズ心理学 福村出版 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/01/22 02:05:35 |