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科目のねらい | | 教育という営みは、時代や社会の形態により様々な様態を示しながら実施される。そのあり方は、教育目的、教育対象、教育価値、教育内容・方法など教育的な本質的事項をどのように理解するかにより、大きく規定される。先人たちは<人間いかにあるべきか><人間いかに生きるべきか>を問いつつ、人間形成の根幹としての教育についての思索をめぐらし、教育思想として発信してきた。 こうした先人たちが残した教育思想にみられる教育的叡智は、現代の教育が抱える様々な課題を解決していくヒントを与えている。 本講義では、まず古代から近現代にいたる代表的な教育思想家たちの教育的叡智を学習する。その上で、これら教育思想家の発信した教育的叡智が現代教育とどのように関わっていくのかを考察する。 |
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到達目標 | | ①先人たちの教育思想にみられる教育的叡智について理解を深める。②混迷する現代教育の課題を克服するための接点を捉える。③現代の教育のあり方を考察する。以上①~③が本講義の到達目標です。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.教育思想論を学ぶにあたって 2.教育思想の系譜(概説) 3.古代ギリシャの教育思想~ソクラテスとソフィストたち 4.宗教改革期の教育思想~ルター、エラスムス 5.近代公教育思想①~コメニウス 6.近代公教育思想②~ルソー 7.近代公教育思想③~ペスタロッチ 8.近代公教育思想④~フレーベル 9.近代公教育思想⑤~コンドルセ 10.近代公教育思想⑥~ヘルバルト 11.現代教育の思想①~モンテッソリー、パーカスト 12.現代教育の思想②~デューイ 13.現代教育の思想③~ブルーナー 14.現代教育の思想④~ラングラン 15.現代教育の思想⑤~イリッチ、フレイレ 16.定期試験 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(70%)、小テスト並びに授業参加への積極性(30%)で評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 日頃の生活の中で各種のメディアを活用し、現代の学校の状況や子どもたちの学び・育ちの環境についての情報を獲得し、それらを論理的に理解し、学習指導等での具体的な課題の解決方法を探究することを心がけてください。 |
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教科書・ 参考書 | | テキストは指定しません。 必要に応じて、プリントを配付します。 参考文献等は授業で適宜示します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 月曜日12:40~13:30。WebCampusⅢ等を利用して、井上まで連絡ください。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/22 10:21:22 |