開講年度2016
科目名教職論Ⅰ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者牧野 薫
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
学びの主体性と教師の役割
科目のねらい
 教師というのは「仕事に就いているおとな」として、一番身近な人です。自分の親の働いているところを見たことがないという人は少なくありませんが、教師という「おとな」の働く姿には、皆さんは10年以上も接してきているわけです。したがって、教師の仕事もとりたてて考えるほどのものでない、わかりきったことのように思いがちです。しかし、教職という仕事は決して単純なルーティーン・ワークではありません。教師は人を育てるという大切な使命を負っており、日常で接している子どもやその親だけでなく、地域社会や国家からも大きな期待をよせられ、そのため自己研鑽のきびしい要求をつきつけられる存在であるのです。
 この授業では、教職のもつ意味や専門性、教師文化、同僚との共同、教師自身の成長など、いろいろな角度から「先生」を考えてみたいと思います。皆さんが、少しでも自分なりの「先生」のイメージを作ることができ、それが教職を学ぶ意味を考えることにつながることを期待します。
到達目標
教師という仕事の特徴を理解し、多忙化問題など教師が直面している問題との関連を自分なりに考える。
教師のライフ・サイクルを知ることを通して、教師の成長を支えるさまざまな要因を理解する。
授業の内容・
計画
〈第1回〉 introduction
〈第2回〉 責任重大な雑多な仕事
〈第3回〉 教師の仕事の特徴(1):ある教師の一日
〈第4回〉 教師の仕事の特徴(2): 無境界性・多元性・不確実性
〈第5回〉 教師の本来の仕事とは?
〈第6回〉 教師の多忙化問題
〈第7回〉 教職生活と教師のアイデンティティ(1):リアリティ・ショック
〈第8回〉 教職生活と教師のアイデンティティ(2):中年期の危機
〈第9回〉 教職生活と教師のアイデンティティ(3):ある教師の事例から
〈第10回〉 感情労働とバーン・アウト
〈第11回〉 学校における同僚性
〈第12回〉 同僚性と教師の成長
〈第13回〉 教育をめぐるさまざまな問題
〈第14回〉 教師に対する管理と統制
〈第15回〉 まとめ
評価方法
(基準等)
定期試験
試験は論述形式です。授業内容をしっかりと習得したうえで、論旨の通った文章を作成することを求めます。
授業外の学修
(予習・復習)
テキストをあらかじめよく読んでおくこと。
授業では多くのレジュメ・資料が配付されるので、授業後に読み返し、理解を深めること。
教科書・
参考書
テキスト:秋田喜代美・佐藤学編『新しい時代の教職入門(改訂版)』有斐閣アルマ、2015年
参考文献:稲垣忠彦他編『日本の教師文化』東京大学出版会、1994年
     その他随時紹介
参照URL
質疑応答
授業期間中の毎週水・金の昼休みに、2号館2階講師控室にて対応します。
備考
授業では出席をとります。
2/3以上の出席がない場合は失格となるので注意してください(公欠は出席扱いしません)。
画像
ファイル
更新日付2016/02/22 13:58:24