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科目のねらい | | 公共の福祉を実現する行政において、政策だけでなくその政策を企画・立案・実施する組織の維持は極めて重要です。この授業では日本を中心とした行政組織および行政運営の特徴について、理論・歴史から現在のあり方までを勉強します。これにより、学生は行政組織に対しての知識を得ることができ、その知見を将来の組織デザイン、組織運営に役立てることができるようになるでしょう。 この授業では、総合政策学部のディプロマポリシーを構成する政策に対する理解・対応能力・主体的判断のうち特に政策に対する理解と対応能力を中心に学生の能力を向上させます。 |
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到達目標 | | 到達目標1.行政組織の理論と実際について基礎的な理解を得ること 到達目標2.実際の日本の行政組織を、さまざまな理論的観点から評価できるようになること
到達目標1は、総合政策学部DP「政策に共通する政策過程、政策規範、政策評価について理解」と対応。 到達目標2は、総合政策学部DP「広い分野での対応能力」と対応。 |
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授業の内容・ 計画 | | 行政学は主として行政がどのように行われているのか、なぜそのようなやり方がとられているのかを検討する学問です。行政学の授業に関しては、公務員試験があるため、各大学で行われている講義内容はあまり大きく変わりません。この授業では行政学のうち、特に行政組織論・行政責任論を中心に、日本の行政組織や行政運営の特徴について勉強してゆきたいと思います。
1回 イントロダクション 2回 日本の行政組織:内閣1 3回 日本の行政組織:内閣2 4回 日本の行政組織:中央省庁とその組織1 5回 日本の行政組織:中央省庁とその組織2 6回 行政組織の理論:古典的な行政組織論1 7回 行政組織の理論:現代の行政組織論 8回 行政組織の理論:日本の行政組織の理論 9回 政治家と官僚 10回 公務員制度:官僚制 11回 公務員制度:公務員の人事制度 12回 行政責任論:行政責任・行政統制の理論 13回 行政責任論:行政責任の実際 14回 中央地方関係1:中央地方関係の理論 15回 中央地方関係2:日本の中央地方関係
各回の内容や個別参考文献等を示した詳細な計画は第一回の授業で配布しますが、基本的には教科書の対応する章の内容を中心に講義を行ってゆきます。
第二回目以降、授業資料および私の作成した講義ノートは授業日の1週間前にはweb campus上にアップロードしておきますので必要に応じて印刷し、利用してください。 この授業は基本的には講義を主として行いますが、適宜映像資料等を用います。 |
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評価方法 (基準等) | | 評価は毎回の授業の後の小テスト(60点相当)および試験(40点相当)により決まります。 小テストの実施方法に関しては初回に詳細を連絡します。 試験はA4サイズ 1枚の手書き資料のみ持ち込み可能とします。試験は3択問題と記述問題を取り交ぜたものになります。こちらも詳細は初回にお伝えします。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 教科書の対応項目や初回に配るシラバスで書かれた参考文献を事前に読んでくると勉強になると思います。また、授業で利用するスライドと原稿は授業開始一週間前にアップロードするように努力しますのでそれで予習をしてもよいです。ただし講義ノートを完全に読んでしまうと授業を受けるのが暇になるかもしれません。 授業終了後には小テストで復習をしてください。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は真渕勝.2009.『行政学』有斐閣です。 以下は、中村が授業資料を作成するために主として利用した本で、本講義では参考書という位置づけになります。授業中に村松教科書、西尾教科書、曽我教科書という説明が出てくる場合、以下の本を指します。 村松岐夫.2001.『行政学教科書』有斐閣 西尾勝.2001.『行政学 [新版]』有斐閣 曽我謙悟.2013.『行政学』有斐閣 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 基本的にはオフィスアワーを月曜日の3限に設定しますがemailでアポイントを取ってもらえればいつでもかまいません。また小テストの際のアンケートに質問を書いてもらえれば次の授業で回答します。 |
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備考 | | 他の人の迷惑にならない行為、たとえばガムや飴などを食べる、居眠りをする、携帯を操作するというようなことに関しては特に何をしてもかまいません。ただし、私語など、ほかの学生が集中して授業を受ける権利を侵害した場合、警告を行い、それでも改善しない場合には減点を行います。 |
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更新日付 | | 2016/02/26 10:32:03 |