サブタイトル | | 男女共生社会という考え方の新しさがわかるようになる |
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科目のねらい | | ジェンダー論が科目名変更になって生まれた授業だから、「男女共生」が言われるようになった歴史的経緯を、以前の授業より明確に意識した授業とするのがねらい。フェミニズム→ジェンダー論という、女性たちが社会的性差を告発してきた歴史や、日本史のなかで日本女性がどういう立場であったか、結婚や家を日本人がどう見てきたかに触れ、「男女共生」が如何に新しい概念であるかを理解する手助けとしたい。 |
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到達目標 | | ジェンダー・バイアスあるいは「男女共生」という理念をはばんでいるもの、すなわち、ジェンダー「イデオロギー」という、空気のような無意識を理解できるようになる。そうすることで、私たちがいかにイデオロギーに縛られて生きているかを理解できるようになる。それを、多くの日本人が戸惑っている日韓関係と重ね合わせて理解できるようになればベスト。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1講:講義の視野と視点 第2講:人権論としてのフェミニズム/脳科学・サル学からも 第3・4講:ウーマンリブ→フェミニズム→ジェンダー論という歴史的流れ 第5~6講:日本女性の社会進出はなぜ進まない? 第7講:『ジェンダーの社会学入門』小テスト 第8・9講:テストのまとめ・日本史とジェンダー 第10講:『日本の歴史をよみなおす』小テスト 第11講:テストのまとめ・日本史から私たちの問題「結婚」「家」を考える 第12~14講 「男女共生」という概念の新しさをドイツ・韓国から学ぶ 第15講:これからの「男女共生」そして日韓――イデオロギー再考―― |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(40%)、コメント・ペーパー(30%)、小テスト(30%) 比率変更あり |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 小テストのための学習として、江原由美子・山田昌弘「ジェンダーの社会学入門」(岩波テキストブックス、2008年)・網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」(ちくま学芸文庫、2005年)を読むこと。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2016/02/11 21:44:36 |