開講年度2016
科目名社会統計学Ⅱ/統計学入門Ⅱ
(全)開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者大須賀 元彦
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
推測統計学の基本理論を修得するー推定と検定を中心にー
科目のねらい
統計学はさまざまな学問分野で用いられるだけではなく、ビジネスの分野等でも活用されています。それに伴い、統計学を理論的に身に着けることが重要です。社会統計学Ⅱ/統計学入門Ⅱは推定と検定の基礎的理論の修得を主たる科目のねらいとしています。
到達目標
具体的な到達目標として、第一に、推定と検定の基礎的理論を身に着けられること、第二に、推定と検定に関連する代表的な確率分布を理解できること、第三に実際にデータを用いて分析し、その結果を適切に解釈できることを目標としています。
授業の内容・
計画
授業計画は上記の科目のねらい、および到達目標に従い以下の内容で講義を進めていきます。

1. 平均、分散、標準偏差、正規分布について(社会統計学Ⅰ/統計学入門Ⅰの復習)
2. 統計的有意性
3. 中心極限定理
4. 推定について
5. 母平均の推定と正規分布
6. 母平均の推定とt分布
7. 母分散の推定とカイ二乗分布
8. 推定のまとめ
9. 対応のある検定について
10. 母平均の検定と正規分布
11. 母平均の検定とt分布
12. 母分散の検定とカイ二乗分布
13. 対応のない検定について
14. 検定における二種類の誤りについて
15. 検定のまとめと全体のまとめ


本講義は上記の内容について図解等をしながら説明し、その後、例題を出し、それをみなさんに電卓による手計算で解答してもらうことを基本の流れとしますが、適時エクセル等による解説も補完的に行います。
評価方法
(基準等)
小テストもしくは課題(30%)、授業態度および講義への参加度(10%)、定期試験(60%)、で評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
本講義は各授業内容が関連していることが多いので、積み重ねの学修が求められます。講義でわからないことがあった場合は講義中に積極的に質問しましょう。また講義ノートを作成し、その回に行った授業内容の復習を次回の講義時までに行ったり、必要に応じて下記の参考書を利用し、推定と検定について予習、復習することも重要です。
教科書・
参考書
教科書は使用しません。

【参考書】小寺 平治著 『ゼロから学ぶ統計解析』 講談社 2002. 1¥2500+税 【417/0263】
【参考書】鳥居 泰彦著 『はじめての統計学』日本経済新聞出版社 1994. 11 ¥2233+税 【417/0210】
参照URL
質疑応答
初回講義時に講義連絡用のメールアドレスをお知らせします。原則講義中にいつでも質問可能ですが、練習問題を解いてもらうことがありますので、その機会を利用して質問して頂ければ理解がさらに深まるでしょう。
備考
本講義を履修するには社会統計学Ⅰ/統計学入門Ⅰの単位をすでに履修している必要があります。本講義は手計算によって統計学の理解を深めていくことを試みます(エクセル等による解説も補完的に行います)。ですので講義と試験時に√機能が付いた電卓を持参してください。なお携帯電話などを電卓として使用するのは不可です。
画像
ファイル
更新日付2016/02/13 13:36:25