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科目のねらい | | 公務員試験(専門試験)・行政書士などの資格試験における行政法分野の択一問題の解答に必要な専門的知識および法的判断力を養う。なお、本演習は、秋学期の小林先生担当の法職演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと同じテキストを使い、前半の行政(作用)法総論の部分を取り扱う(後半の行政救済法の部分は小林先生の演習で扱われる)。よって、両方を続けて受講することにより、1冊のテキスト全体をカバーすることができる。 |
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到達目標 | | 行政法に関する専門的な理解を深め(社会に関する知識・理解)、重要な論点につき法令・判例・学説の調査・分析を行い(論理的思考力・問題解決力)、その成果をレジュメにまとめて口頭で報告し、質疑応答を行える(日本語でのコミュニケーション・スキル)ようになることを目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 最初の数回は、行政法の学習方法や択一問題への取り組み方などに関して、こちらから説明しながら、全員に課題を与えて確認していく。 その後、テキストの第1章~第3章のテーマの中からピックアップして受講生で分担し、各自、行政法の一般的な教科書や参考文献に挙げた判例集を参照してテキストの内容を補充しながら、過去問の解答のポイントに関するレジュメを作成・提出する。演習当日は、各自が事前に配布したレジュメに基づいて報告を行い、他の受講生はレジュメをもとに過去問を予習してきた上で、報告に対する質疑を行い、それらをふまえて教員が補足的な解説を行う。 また、重要なテーマについては、『行政判例百選』や『重要判例解説』などの判例集も活用して、最近の判例の動向に関する検討も行いたい。 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回の演習への貢献度(課題提出・報告・質疑応答など)に応じて評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回の予習課題をきちんとこなすだけでなく、演習で間違えた点やわからなかった点を復習によりきっちりとカバーしておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 【テキスト】『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 行政法』(2014年、実務教育出版)1,800円+税および平成28年版の六法を毎回必ず持参すること。 【参考文献】分担報告の準備に当たって参照すべき行政法の教科書などについては演習の際にリストを配布する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 火曜4限のオフィスアワーに6520研究室にて行う。 |
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備考 | | 毎回必ず予習課題を出すので、それを覚悟の上で履修すること。もっとも2年生になったばかりでまだ行政法を勉強したことのない学生でも、予習さえきちんと行えばついてこられるよう配慮するので遠慮する必要はない。漠然と公務員になりたいと思っているだけでは、卒業時の進路さえおぼつかない結果となりかねないので、まずは合格に向けて本当に勉強を続けていけるのか、実際にチャレンジしてみることを勧める。 なお、課題提出や講義連絡のためにWebCampusを使用するので、各自、IDとパスワードを確保しておくこと。 |
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更新日付 | | 2016/02/06 12:14:25 |