開講年度2016
科目名企業取引形態と法/商取引法A
(全)開講学科法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者山野 嘉朗
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
消費者取引と企業取引の法律問題
科目のねらい
 現代社会では企業を中心にいろいろな取引が行われている。諸君の移動には様々な交通機関が利用されるが、それは諸君と運送業者との間の契約による。しかし、その契約内容はどこに書いてあるのだろうか。諸君はコンビニや通信販売で商品を買うことがあるだろう。コンビニ(加盟店)と本部の関係はどのような法的関係にあるのだろうか。また、通信販売業者から承諾なしに商品が送られてきたらどのような法律問題が発生するだろうか。この講義は、企業間取引について説明した上で、企業・消費者間の取引についての法律問題を具体的な事例をとおして学習する。
到達目標
 世の中で頻発する消費者トラブル等にも対応する能力を身につけ、教養ある社会人になるための基礎力を磨く。
授業の内容・
計画
1.ガイダンス―企業取引概説
2.国内売買(1)
3.国内売買(2)
4.国際売買
5.フランチャイズ契約
6.消費者保護・約款規制
7.消費者契約法(1)
8.消費者契約法(2)
9.特定商取引法(1) 訪問販売
10.特定商取引法(2) 電話勧誘・通信販売
11.特定商取引法(3)特定継続的役務提供
12.販売信用取引
13. 銀行取引・貸金業
14. 場屋営業・旅行業
15.金融商品取引法・金融商品販売法
評価方法
(基準等)
 定期試験(100点)。なお、学期中に1回ないし2回程度小テストを実施し(不定期)、成績優秀者にボーナスポイントを与える。このポイントは、定期試験の成績に加算する。
授業外の学修
(予習・復習)
配布資料に目を通し、疑問点をメモする(予習)。配布資料の問題に解答する(復習)。
教科書・
参考書
 配布資料を中心とするので、教科書はとくに使用しない。ただし、以下の著書は有益であるから、参考にしていただきたい。
(1)江頭憲治郎『商取引法』(弘文堂、第7版、2013)4000円
(2)江頭憲治郎=山下友信『商法総則・商行為判例百選』(有斐閣、第5版、2008)2400円
参照URL
1.とくになし
質疑応答
授業中、授業後、オフィスアワー。オフィスアワーは水曜日の2限とする。研究室(6533)で受け付け後、法学部学生相談室(6506)等で対応したい。予習・復習の仕方については講義の中で指示したい。
備考
 この講義では商法はもとより、消費者契約法、金融商品取引法等様々な法律を参照するので、六法を必ず持参すること(スマホのアプリでの対応は認めない)。私語は厳禁であり、最初の注意でイエローカード、2度目の注意でレッドカード(退出命令)を出したい。
画像
ファイル
更新日付2016/02/04 13:08:28