サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 国際社会における法的規律に関する知識の修得を通じて、国内法とは異なる観点から法的判断能力を養うとともに、国際社会の一員としての自らの役割を自覚できるようになることを主たる目的とする。 |
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到達目標 | | 国際法の基礎知識の修得が第一義的な到達目標である。そのうえで、その知識をもとに、現実に生じているさまざまな国際問題について、国際法の観点から評価し考える能力を身につけることを目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 今日の国際社会においては、地球温暖化などの環境問題、TPPなどの経済問題、戦争やテロなどの安全保障問題など、さまざまな問題が生じている。そのほかにも、日本は近隣諸国との領土問題(竹島、尖閣諸島、北方領土)や漁業・捕鯨問題などに取り組んでいる。こうした諸問題に関する国際的な規律を行うのが、国際法である。春学期は、国際法の基本となる法源や主体などの学習を通じて、こうした国際問題に通底する法の基礎理論や共通規則について授業を行う。 第1回 ガイダンス 第2回 国際法とは 第3回 今日の国際問題と国際法 第4回 国際法総論 第5回 条約法 第6回 国際法と国内法の関係 第7回 国際法主体:国家 第8回 国際法主体:国際機構 第9回 国際法主体:個人 第10回 国家の基本的権利義務 第11回 外交特権と主権免除 第12回 国家領域と国際領域 第13回 海洋法(1) 第14回 海洋法(2) 第15回 まとめ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | <予習>①普段からニュースや新聞を見るようにし、さまざまな国際問題について自分の考えをもつ。②特に日本のかかわる国際問題について、国際法がどのような役割を果たしているか普段から考えておくようにする。 <復習>①授業中に配布した資料をファイリングする。②授業中に配布資料にメモを取るようにし、あとで見てもわかるように授業のあった日にメモを修正・補足する。③わからない点があれば本やインターネット等で調べ、それでもわからない場合には教員に質問する。 |
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教科書・ 参考書 | | <教科書>島田征夫編『国際法学入門』(成文堂、2011年) <条約集>初回の授業時に指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業の前後(授業教室)およびオフィスアワー(研究室) |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2016/02/22 01:05:17 |