開講年度2016
科目名マクロ経済学Ⅰ
(全)開講学科経済学科 2013年度以降入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者宮原 正人
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
経済社会全体の枠組み・仕組みを(実物面から)学ぶ
科目のねらい
私たちの身の回りにある経済現象を解き明かすことを目的に、需要・供給・市場そして価格等をキーワードに語られるミクロ経済学に対して、このマクロ経済学では、社会全体の視点から経済現象を解き明かすことを目的に、GDP、失業率などという言葉をキーワードにして学習していきます。その際には、日本や世界の現実の具体例を中心にして学んでいく予定です。
到達目標
現実社会における、「実物」経済をめぐる社会現象を理解できるようになります。政府が行う経済政策のうちのいくつかに関しては、理論的に、理解したり、批判したりすることができるようになります。
授業の内容・
計画
1     マクロ経済学の歴史を大恐慌と絡めて学習
2     用語の定義・概念の解説、四つの市場のうちのひとつ…
3     三面等価の原則
4     GDPの定義
5     経済成長の概念
6     有効需要と需要の相異
7~8   GDPの決定とその安定性(45°線分析)
9     完全雇用と不完全雇用(失業)
10~11  乗数効果
12     大きい政府と小さい政府
13     応用:オープンシステム、ISバランス等
14     応用:政府の一般会計等
15     まとめ
評価方法
(基準等)
基本的には、期末試験結果によって100%評価します。しかし、学期途中で行われるクイズ・アンケート、出席等が、加点される場合もあります。
授業外の学修
(予習・復習)
基本的な専門用語を正しく理解すること、またその日に学習したノートを整理すること、それとともにステップバイステップで解説していくので、その因果関係等を復習してほしい。そのことが、次回の予習にもつながると考えています。
教科書・
参考書
【テキスト】野口光宣『最低限必要なマクロ経済学』日本評論社,2010,\2000+tax
参照URL
1.http://www.j.ecip.agu.ac.jp/~miyahara/
質疑応答
授業時間中に随時質問してください。
それ以外でも、オフィスアワーを利用してください。
備考
経済学部の必修科目であることを理解してください。
ノートとりをたくさんしてください。毎回、皆さんが思っている以上に、多くのことをノートにとってもらうことになります。グラフをたくさん描きますので、定規を持参するとよいと思います。
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 18:10:09