開講年度2016
科目名公衆栄養学実習 A
(全)開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年4年
担当者森 圭子
単位数1
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
春学期 金曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
地域における公衆栄養活動の実践実習(実践的スキルを身につける)
科目のねらい
公衆栄養学および公衆栄養活動論で学んだことを具体的に体験することを目的とする。
到達目標
地域栄養計画を立案していくために必要な情報収集、問題点の把握と診断、プログラムの計画、実施、評価などを通して地域公衆栄養活動の実践的な活動の技術・技法を習得する。各グループが提案する企画を通して、地域住民の参加やエンパワーメントを促す支援・活動のあり方を学習する。
授業の内容・
計画
 以下のスケジュールに従い、地域における「母子保健」・「特定健診・保健指導」・「糖尿病予防」計画や「健康日本21(第2次)」・「第2次食育推進計画」などを詳細に振り返り、新しい公衆栄養活動の実践計画を立案・実践・評価を行う。
  
1. オリエンテーション、政府刊行物・インターネット・e-STATによる情報収集の実際
2. 地域・社会診断① アンケート調査票に関する情報収集とアンケート調査票の作成
3. 地域・社会診断② ⅰ食塩摂取量推定のための尿中排泄食塩量の測定
               ⅱ公衆栄養プログラム(研究)の質と評価
4. 地域・社会診断③ アンケート調査結果の集計と分析
5. 地域・社会診断④ 集団の栄養評価(食習慣、食事調査結果、BMI、血圧、尿中排泄食塩量
についての集団評価)
6. 地域・社会診断⑤ フォーカス・グループインタビュー法の実際を学習する
7. 公衆栄養活動の立案① P.P.モデルの応用と地域における優先課題の抽出
8. 公衆栄養活動の立案② 目標の決定と評価計画の作成
9. 公衆栄養活動の計画① 公衆プログラムの企画・立案・調整
10. 公衆栄養活動の計画② 事業計画の作成
11. 公衆栄養活動の実施① 公衆栄養活動に関するプレゼンテーション
12. 公衆栄養活動の実施② 公衆栄養活動に関するプレゼンテーション
13. 公衆栄養活動の実施③ 公衆栄養活動に関するプレゼンテーション
14. 公衆栄養活動の評価① 経過評価、パワーポイントによる報告書作成
15. 公衆栄養活動の評価② 報告会、全体評価
評価方法
(基準等)
個人およびグループでの活動状況・発表(80%)、提出物(20%)
授業外の学修
(予習・復習)
 公衆栄養活動では集団を把握した後は、その集団の優先すべき健康・栄養課題を決定することから入ります。大量の情報収集をし、その中より優先課題を決定していきます。実習では、毎回グループ活動になりますので、十分に時間内に作業を進められないグループは時間外の活動が必要となります。毎時間、はじめと終わりにグループミーティングを行い、進行状況を発言とともに記録に残します。分担を決めて、グループごとに予習や復習を進めてください。
教科書・
参考書
授業開始時に指示する
参照URL
1.政府統計窓口
2.国民衛生の動向
3.健康日本21(第二次)
質疑応答
 実習時間とオフィスアワーを活用のこと(通年火曜5限、水曜1・2限)
備考
実習ではグループ活動での討議が中心になりますが、時間を有効に使用するためには、これまで習った栄養に関する法律や政策を十分に復習しておくことや他で取り組まれている内容等の予習が必要になります。実習前の予習・復習を十分にしてください。
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更新日付2016/02/08 11:39:03