開講年度2016
科目名栄養教育各論 B
(全)開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者酒井 映子
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
栄養教育の理論と方法を学ぶ
科目のねらい
人を対象とした栄養教育には健康・栄養状態の把握、食行動の変容、行動変容を支援するための環境づくりなどを的確に行う必要がある。人々のQOL(Quality of Life)を高めることをめざした栄養・食生活改善を目的として、健康・栄養・食生活情報の収集と分析、栄養評価と栄養診断、栄養教育プログラム、行動科学に基づく栄養教育の実施、評価およびその総合的マネジメントを行うための理論と方法を修得する。また、対象のライフステージ別(妊産婦、乳幼児、児童・生徒、成人、高齢者、アスリート、障がい者など)に栄養・食生活問題を取り上げて、その解決をはかるための栄養教育技法を実践的に学ぶ。
到達目標
1.栄養教育の意義と特性について説明できる
2.栄養教育に関わる理論とモデルについて説明できる
3.集団を対象とした栄養教育の理論と方法が説明できる
4.個人を対象とした栄養教育の理論と方法(栄養評価と栄養診断、栄養教育プログラム、中間・結果評価、フィードバックなど)が説明できる
5.ライフステージ別の栄養教育の方法が説明できる。
授業の内容・
計画
1.栄養教育と行動科学
2.食行動科学
3.行動変容のための理論・モデル・概念1:社会的認知理論、ヘルスビリーフモデル
4.行動変容のための理論・モデル・概念2:普及理論、トランスセオレティカルモデル
5.栄養教育のすすめ方1:計画(栄養評価と栄養診断、目標設定、栄養教育プログラム)
6.栄養教育のすすめ方2:実施(実施のポイント、プロセス評価)
7.栄養教育のすすめ方3:評価(影響評価、結果評価、報告書)
8.個別栄養教育と集団栄養教育の理論と方法
9.妊産婦、乳幼児における栄養教育の理論と方法
10.児童・生徒における栄養教育の理論と方法
11.成人における栄養教育の理論と方法
12.高齢者における栄養教育の理論と方法
13.アスリート、障がい者における栄養教育の理論と方法
14.栄養教育の国際的動向
15.栄養教育の理論と方法のまとめ
評価方法
(基準等)
授業への取り組み20%、レポート30%、定期試験50%とする。
授業外の学修
(予習・復習)
予習
 ・授業テーマについて調べ学習をする
   行動科学とは
栄養診断とは
栄養評価とは
妊産婦の食事の課題とは
乳幼児の食事の課題とは
   児童・生徒の食事の課題とは
   成人の食事の課題とは
   高齢者の食事の課題とは
   アスリートの食事の課題とは
   障がい者の食事の課題とは
   諸外国の栄養士養成制度とは
復習
 ・授業で学習した内容をノートにまとめる。
・栄養教育に関するキーワードについて説明できるようにする。
教科書・
参考書
教科書
 サクセス管理栄養士受験講座 栄養教育論、日本栄養士会監修、第一出版
参照URL
1.食育ネットあいち愛知県の食育活動の実際を参照する
2.(独)国立健康・栄養研究所健康栄養情報の収集に役立てる
質疑応答
授業終了後
オフィスアワー
 月・火曜日 5限
備考
食生活は社会・経済・文化的な背景のもとで変化している。日常生活のなかの栄養・食生活関連情報にも関心をもって授業にのぞむことが学習内容の理解を深めることに役立つ。
画像
ファイル
更新日付2016/02/05 11:54:20