サブタイトル | | 生化学基礎実験を通して化学実験の基礎的知識と手技を学び、生化学反応を理解する。 |
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科目のねらい | | 生化学総論では生体を構成する物質の性質や生化学反応、代謝経路について学んだ。生化学基礎実験では、実験の原理や方法論を学び、結果の解析をとおして、生体成分の定性、定量分析、および生体反応に関連した酵素反応について、より深く理解できるようになることを目的とする。 |
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到達目標 | | ・ 安全に実験を行うための知識と注意事項を学び、適切に実験が行えるようになる。 ・ 化学実験の基本的試薬、器具、測定装置の使用方法を学び、使用できるようになる。 ・ 生体を構成する物質の定性・定量法の原理を学び、構成成分の性質が化学反応により説明できることを理解する。 ・ 生体・食品成分を実際に定性・定量法をもちいて分析し、学んだ内容と一致しているか確認する。 ・ 試験管内実験を行うことにより、生体内の酵素が媒介する生化学反応を理解する。 ・ 積極的に実験に参加し、結果を正しく実験ノートに記録し、図表に整理することを学ぶ。 ・ 結果の意味について意欲的に調査探求し、レポートの作成方法を学ぶ。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. オリエンテーション 2. 遠心分離機の使用方法と生理的食塩水の調製 3. リン酸緩衝液(pH7.0)の調製と緩衝能の観察 4. シュウ酸の中和滴定 5. タンパク質/アミノ酸定性反応 6. タンパク質検量線の作成〜ブラッドフォード法〜 7. タンパク質の変性と塩析、等電点による分離 8. 消化酵素によるタンパク質消化 9. 消化酵素による脂質消化 10. アルカリフォスファターゼの酵素反応(1) 酵素量依存 基質量依存 11. 糖質の定性反応 12. 糖の定量 13. 脂質の同定分析 14. 血清中のコレステロール濃度の定量 15. まとめと掃除 |
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評価方法 (基準等) | | 態度・技能(50 %) 実験ノートの記述状況、レポートの内容(50%) |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 実験当日までに、予習課題と実験手順のフローチャートを実験ノートに書き出しておく。 実験終了後は、実験ノートを整理しながら復習を行うとともに、あらかじめ指定した期日までにレポートを作成し、提出する。 |
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教科書・ 参考書 | | テキスト:オリエンテーションの時に配布する資料をテキストとして使用する。 参考文献:管理栄養士のための栄養生化学ハンドブック 岡本光弘編著 帝塚山大学出版 生化学実験 田代操編著 化学同人 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/10 17:02:33 |