開講年度2016
科目名生化学基礎実験 A
(全)開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者永井 雅代
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
春学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
生化学基礎実験を通して化学実験の基礎的知識と手技を学び、生化学反応を理解する。
科目のねらい
生化学総論では生体を構成する物質の性質や生化学反応、代謝経路について学んだ。生化学基礎実験では、実験の原理や方法論を学び、結果の解析をとおして、生体成分の定性、定量分析、および生体反応に関連した酵素反応について、より深く理解できるようになることを目的とする。
到達目標
・ 安全に実験を行うための知識と注意事項を学び、適切に実験が行えるようになる。
・ 化学実験の基本的試薬、器具、測定装置の使用方法を学び、使用できるようになる。
・ 生体を構成する物質の定性・定量法の原理を学び、構成成分の性質が化学反応により説明できることを理解する。
・ 生体・食品成分を実際に定性・定量法をもちいて分析し、学んだ内容と一致しているか確認する。
・ 試験管内実験を行うことにより、生体内の酵素が媒介する生化学反応を理解する。
・ 積極的に実験に参加し、結果を正しく実験ノートに記録し、図表に整理することを学ぶ。
・ 結果の意味について意欲的に調査探求し、レポートの作成方法を学ぶ。
授業の内容・
計画
1. オリエンテーション
2. 遠心分離機の使用方法と生理的食塩水の調製
3. リン酸緩衝液(pH7.0)の調製と緩衝能の観察
4. シュウ酸の中和滴定
5. タンパク質/アミノ酸定性反応
6. タンパク質検量線の作成〜ブラッドフォード法〜
7. タンパク質の変性と塩析、等電点による分離
8. 消化酵素によるタンパク質消化
9. 消化酵素による脂質消化
10. アルカリフォスファターゼの酵素反応(1)  酵素量依存 基質量依存
11. 糖質の定性反応
12. 糖の定量
13. 脂質の同定分析
14. 血清中のコレステロール濃度の定量
15. まとめと掃除
評価方法
(基準等)
態度・技能(50 %)
実験ノートの記述状況、レポートの内容(50%)
授業外の学修
(予習・復習)
実験当日までに、予習課題と実験手順のフローチャートを実験ノートに書き出しておく。
実験終了後は、実験ノートを整理しながら復習を行うとともに、あらかじめ指定した期日までにレポートを作成し、提出する。
教科書・
参考書
テキスト:オリエンテーションの時に配布する資料をテキストとして使用する。
参考文献:管理栄養士のための栄養生化学ハンドブック 岡本光弘編著 帝塚山大学出版
       生化学実験 田代操編著 化学同人
参照URL
質疑応答
実験終了後に受け付けます
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 17:02:33