開講年度2016
科目名運動生理学
(全)開講学科健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者齊藤 滿
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
からだのもつ素晴らしい適応力を再発見しよう
科目のねらい
運動を始めると呼吸が促進し、脈拍が高まる。これは運動を続けるために必要な反応であり、上昇しなければ運動は続けられなくなる。さらに長期間、繰り返し運動を続けると、筋力が高まり、運動がより長く続けられるようになる。しかも動きの効率(技術)がよくなる。この科目では運動時のからだの反応や運動トレーニングで体力やスポーツパフォーマンスがどうして向上するのか、そのしくみについて学ぶ。
到達目標
この科目で学んだ知識を十分に理解し、実際のスポーツ活動や指導に応用できるようになる。
授業の内容・
計画
1 動きの基礎:神経と筋、 様々の運動がどのように行われるか
2 運動時の感覚と神経の協調: 正確な動きを調節する感覚神経のしくみ、反射運動と随意運動
3 運動時の呼吸: 運動時の呼吸反応と換気亢進調節
4 運動時の循環(1) 運動強度と心拍、心拍出量調節
5 運動時の循環(2) 酸素の運搬と血流配分、血圧調節
6 運動と骨格筋(1) 運動と筋線維、神経との関係
7 運動と骨格筋(2) 運動と筋線維の収縮特性
8 運動と酸素摂取量: 有酸素運動と無酸素運動、最大酸素摂取量
9 運動とエネルギー代謝: 有酸素エネルギーと無酸素エネルギー
10 運動トレーニング(1) 持久トレーニング(エアロビック運動)
11 運動トレーニング(2) レジスタンストレーニング
12 運動トレーニング(3) ディトレーニング、オーバートレーニング
13 運動に及ぼす環境の要因(1) 環境温、高温、寒冷環境,
14 運動に及ぼす環境の要因(2) 高所(低酸素)環境、水中環境
15 運動と健康:内分泌と免疫 運動による長期的な適応/疾病に対する効果
評価方法
(基準等)
定期試験60%、中間ミニッツテスト40%
授業外の学修
(予習・復習)
特定のテキスト(教科書)は用いない。適宜ハンドアウト(資料)を配付し、必要に応じて参考図書や参考文献を紹介する。資料は事前に配布するので、目を通しておくこと。復習の一環として2回中間テストを行う。
教科書・
参考書
教科書は使用しない。配布資料に沿ってすすめる。生理学で用いた教科書『やさしい生理学』は準教科書として用いることをすすめる。【参考書】森本・彼末編集『やさしい生理学』南江堂、2014.¥2400.- 【参考書】健康体力づくり事業団、『健康運動実践指導者テキスト』、【参考書】健康体力づくり事業団、『健康運動指導士テキスト』南江堂
参照URL
質疑応答
齊藤研究室 14620室、火曜日3限および金曜日3限
備考
事前に生理学を履修しておくことが望ましい。
画像
ファイル
更新日付2016/01/28 13:04:23