開講年度2016
科目名体育社会学
(全)開講学科健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者小林 秀一
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
現代社会におけるスポーツの意義
科目のねらい
 スポーツをひとつの「社会的出来事」として捉え、社会に及ぼす影響やその要因を考える。
到達目標
 スポーツは、現代社会においてきわめて重要な社会現象になっている。特にオリンピック大会やサッカーのワールドカップ、野球の大リーグ・WBCなど多くの人々の関心事であり、いまや衛星中継を介して世界中で同時に観戦することができ、その影響力は多義にわたっている。このようなチャンピオンスポーツをはじめ、日常生活の中でも盛んに行われているウォーキング・健康マラソン・草野球などの大衆スポーツに至るまで幅広い発展を遂げている。
 本講義では、このようなスポーツ市場の成長に伴って、スポーツ産業の構造も大きく変化してきたことから、今日の体育・スポーツを巡る諸問題をスポーツ集団や組織または制度の側面からとらえ、スポーツの社会的構造と機能について様々な学説から考察していく。
授業の内容・
計画
第1週:スポーツとは・・・(ガイダンス及び履修登録)
第2週:社会の中のスポーツ
第3週:我が国のスポーツプロモーション
第4週:スポーツ指導者の法的責任
第5週:スポーツと人権(体罰)
第6週:スポーツと障害者
第7週:スポーツ集団(相撲部屋)の社会システム
第8週:スポーツ指導者の役割
第9週:企業スポーツ
第10週:メディア・ITとスポーツ
第11週:商業主義とスポーツ
第12週:レジャーとスポーツ
第13週:学校運動部(クラブ活動)
第14週:中高年とスポーツ
第15週:スポーツとジェンダー
評価方法
(基準等)
定期試験及び授業内で実施する小テスト(4回程度)、また授業態度(出席状況・遅刻など)も評価対象とする。
授業外の学修
(予習・復習)
メディア(新聞・雑誌等)で取り上げる、スポーツ事情に関する社会問題等を参考資料として授業に展開することもあります。関連する記事を読むこと。
教科書・
参考書
授業の際に、適宜プリントを配布する。
参考文献:『スポーツ指導《新論》』鈴木守・山本理人編著 道和書院
:『公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅱ』 (財)日本体育協会
:『講座・スポーツの社会学Ⅰ』池田勝・守能信次 編 杏林書院
参照URL
質疑応答
 研究室(2号館5階 2519)または体育館事務室に。
オフィスアワー:月曜日13:00~15:00、火曜日15:00~17:00、水曜日17:00まで体育館教員控え室、木曜日13:00~14:40
備考
授業中の私語、携帯電話操作の操作は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2016/02/05 09:37:14