開講年度2016
科目名特殊講義2a(青年心理学)
(全)開講学科心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者高橋 彩
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
青年期の発達の諸側面
科目のねらい
 青年心理学は青年の心理と行動を記述し、その意味を理解するための視点や方法を提供する学問です。この講義では、青年期の感情と思考の特徴を理解し、青年期にあたる自分自身への理解を深めることを目的とします。
到達目標
講義で取り上げた青年心理学の実証研究について、自分自身の観点から考察が出来るようになることを目指します。
 授業では、テーマに関連する研究論文や心理尺度などを紹介し、実際に自分自身で実施した結果やその考察をレポートとして提出することを求めます。
授業の内容・
計画
1.青年心理学とは
2.自己と自我(1)自己意識 アイデンティティ
3.自己と自我(2)自尊感情 自己愛 
4.身体発達(1) 思春期発達 性的発達
5.身体発達(2) ジェンダー ボディイメージ
6.友人関係の変化(1)仲間関係 親友
7.友人関係の変化(2)友人関係の希薄化 孤独感
8.青年期の恋愛 
9.感情の発達(1)青年期の悩み 感情表出
10.感情の発達(2)罪悪感 恥 攻撃性
11.青年期の問題行動(1)少年犯罪 非行 家出 
12.青年期の問題行動(2)飲酒 喫煙 
13.青年期の問題行動(3)自傷行為
14.ケータイとネット
15.まとめ
評価方法
(基準等)
定期試験の成績70% 授業内で実施する課題レポート30%で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
政府統計、白書、民間調査、新聞など、青年に関するデータに日頃から関心をもって見ておくと良い。
教科書・
参考書
テキストは使用しません。必要な資料は授業内で配布する。
参考文献:子安増生・二宮克美監訳 2014 青年期発達百科事典 丸善出版
白井利明 編 2006 よくわかる青年心理学 ミネルヴァ 
宮下一博 監修 2009 ようこそ!青年心理学 ナカニシヤ出版 
参照URL
質疑応答
分からないことは授業後に遠慮なくきいてください。また課題の紙に書いてもよいです。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/01/31 09:56:48