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科目のねらい | | 最新の翻訳法のテキストを使用し、新聞・雑誌記事、ファッション誌やレシピ、小説、映画などのさまざまな分野の翻訳に挑戦します。春学期では比較的やさしい題材の英日翻訳を行います。直訳的ではないこなれた自然な日本語に訳すために注意すべき点を具体例で検討し、翻訳の過程で適切な訳出方法や適切な訳語選択について学びます。 多様なジャンルの翻訳を通じて、英語の理解力のみならず日本語の表現力の向上も目指していきます。特に、現在翻訳のマーケットでも非常に求められている英語と同じ語順で「頭ごなしに」に訳しながらも自然な日本語で表現する能力を身につけるます。加えて翻訳に欠かせないリサーチの方法についても学んでいきます。読み手のために訳す「翻訳の楽しさ」も味わいましょう。学期末にはグループに分かれチームワークで英日翻訳作品を仕上げ提出していただきます。 |
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到達目標 | | この授業の到達目標は以下の通りです。 1.授業を受ける前とは異なり、翻訳と英文和訳の違いをはっきりと認識でき、学んだことを自分で戦略的に考え応用することができる 2.翻訳とは、「単にことばを置き換えること」ではなく、目的・読者・ジャンルに応じて様々な文体を使い分ける柔軟で高度な言語活動であることを理解し、実行できる |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回 オリエンテーション& Unit 1 Newspaper Articles 最初の授業に出席することが非常に重要です。 予習の仕方と自宅での復習(提出準備)について詳しく説明します。 第2回 Unit 1 Newspaper Articles英文特有の「言い換え」と「挿入構文」 第3回 Unit 2 Magazine Articles ジャーナリズムの英語に慣れる 第4回 Unit 2 Magazine Articles 「稚拙文」と「成熟文」 第5回 Unit 5 Fashion Catalogs カジュアルな表現には「体言止め」 第6回 Unit 6 Recipes 重さや量の単位に注意 第7回 Unit 7 Children's Books 絵本 第8回 Unit 7 Children's Books 児童書 第9回 Unit 8 Movie Subtitles 字幕のルールを理解する 第10回 Unit 8 Movie Subtitles 最新映画の字幕作り 第11回 「キッチン」(吉本ばなな著)のback translation 第12回 「キッチン」出版されている翻訳版との比較 第13回 グループ翻訳制作 第14回 グループ翻訳制作 第15回 翻訳作品の完成と提出(試験相当) |
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評価方法 (基準等) | | 受講態度10%、提出物(5回)50%、期末翻訳作品グループ制作40% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | <予習> 翻訳では予習が非常に大切です。初回授業で予習方法を詳細に説明します。各単元の下訳はすべて授業前に完成させておくことが必須です。 <復習> 自分の訳に責任を持つ態度を養うため、自分の下訳を自分で修正します。正しく修正するためには、授業内の説明をよく聞く必要があります。翌週に正しい訳を提出できるように、自宅等で修正訳を完成させることを復習として義務付けます。復習をしてこない人に対して、授業内で復習時間を与えることはありません。 |
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教科書・ 参考書 | | 田辺・光藤著 『Practical Skills for Better Translation』 マクミランランゲージハウス ¥1,800 成文堂で購入してください。 ISBN978-4-7773-6162-5 そのほか参考資料は授業内で配布します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業内で受講生全員に対して質疑応答の時間を設けます。それ以外にも、一人一人に個別指導をしますので、わからないことは個人ベースで質問することができます。 |
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備考 | | ●課題(5回)、グループ課題はすべてネットワーク上で提出していただきます。応用課題もパソコン上で提示します。鉛筆書きの提出物は受け取りません。 ●チャイムが鳴り終わる前に着席していない者は遅刻とみなします。遅刻3回で欠席1回とカウントします。 |
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更新日付 | | 2016/02/16 20:14:19 |