開講年度2016
科目名Extensive ReadingⅡa
(全)開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者野呂 忠司
単位数1
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
易しい英語を楽しんで沢山読もう、沢山聴こう!
科目のねらい
 訳さなくても理解できる流暢なリーディング力を養います。またリーディング力以外に読んだ内容を書いてまとめる、話して伝えるなどの活動を通してコミュニカティブな他の技能を伸ばします。
 また易しいストリーなら分かる、おもしろいと感じ、多読がもっと英語を勉強してみたいという動機づけになることを願っています。
到達目標
 Extensive Readingとは、易しい英語を沢山、速く、細かい内容にこだわらず、内容を楽しんで読む方法です。すらすら英語を読む力、即ち、直読直解する力をつけることがこのコースの目的です。「英語を沢山読めば読むほど、読めるようになる。沢山読んで読む自信をつけよう」というのがスローガンです。ある学者は「外国語の力をつける最善の方法はその言語が話されている国に行って、その言語を話す人の中で生活することです。次善の策は、その言語で多読することです」と言っています。また、易しい英語を音声で沢山インプットする多聴も大切です。英語を沢山読んで、沢山聴いて楽しんでください!
授業の内容・
計画
1.授業外の活動
 多読は原則として授業外に各自が自主的に計画的に行います。図書館から自分の英語力に合った段階別多読教材(最初は英語力よりずっと易しいものを選んで下さい)を借り出して、時間を見つけて読んで下さい。読み始めたら一気に読んでしまうことが大切です。多読の三原則を守って下さい。(1)辞書は引かない(辞書を引きたいときは読み終えてから)、(2)分からない言葉は飛ばす、(3)つまらない話しだと思ったら他の本にかえる、が原則です。毎週少なくとも一冊読み、Book Reportを書いて、授業の始めに提出して下さい。はじめは、Book Reportを日本で書くのも認めますが、徐々に英語で書くように努力しましょう。3年間のうちに100万語を読むようにしましょう。100万語近く読めば、何らか変化が起こります。日本語に訳さないで、直読直解できるようになるでしょう。

2.授業中の活動
 借りた本を授業中にも読んで集中力をつける(Sustained Silent Reading)、「聴きながら読む」ことで、チャンク毎に捉え、戻り読みをしない読み方を身につける練習をします。読んだ本のstory retellingをするアウトプット活動を行い、スピーキング力を伸ばすことも目標にしています。多読教材のレベルを上げるに必要な語彙力をつけるため、単語増強のための練習とテストも行います。


(1) オリエンテーション、プレテスト
(2) フレーズ読み・サイト・トランスレーション
(3) フレーズ読み・サイト・トランスレーション
(4) reading-while-listening, story retelling
(5) reading-while-listening, story retelling
(6) reading-while-listening, story retelling
(7) reading-while-listening, story retelling
(8) reading-while-listening, story retelling
(9) reading-while-listening, story retelling
(10) reading-while-listening, story retelling
(11) reading-while-listening, story retelling
(12) reading-while-listening, story retelling
(13) reading-while-listening, story retelling
(14) reading-while-listening, story retelling
(15) ポストテスト
評価方法
(基準等)
読書量(最低20万語、25冊以上)         55%
語彙テスト                           20%          
オーラルプレゼンテーション等の授業への貢献度  10%
Book Report          15%
授業外の学修
(予習・復習)
多読用教材を図書館で借りて読み、簡単な読後感想文を書くのが授業外の学修です。読む教材のレベルを上げるため語彙力増強を目指して語彙テストを実施しますが、その準備も授業外で行ってもらいます。
教科書・
参考書
 多読教材は図書館に備えられた段階別多読用読本を使用します。

 松本茂(監修)『速読速聴・英単語 Core 1900 ver.4』 Z会(成文堂で販売)(一年次春学期購入済)
参照URL
質疑応答
質問は適宜オフィス・アワーを利用して、研究室で答えます。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/12 15:55:43