開講年度2016
科目名日本の近代文学Ⅰ
(全)開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者神山 重彦
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
映画化された日本近代文学
科目のねらい
 日本近代文学史上重要な小説と、その映画化されたものとを比較し、小説・映画それぞれの特質を考えます。春学期は、日本近代文学の二大文豪、森鴎外・夏目漱石の作品を中心に講義を進めます。
到達目標
 日本の近代小説の流れについて、おおよその理解を得ることが目標です。 春学期~秋学期と通年で受講するのが望ましい。
授業の内容・
計画
 1近代小説と映画
 2森鴎外『舞姫』(1)
 3森鴎外『舞姫』(2)
 4森鴎外『雁』(1)
 5森鴎外『雁』(2) 
 6泉鏡花『高野聖』
 7伊藤左千夫『野菊の墓』(1)
 8伊藤左千夫『野菊の墓』(2)
 9夏目漱石『坊っちゃん』(1)
10夏目漱石『坊っちゃん』(2)
11夏目漱石『それから』(1)
12夏目漱石『それから』(2)
13夏目漱石『こころ』(1)
14夏目漱石『こころ』(2)
15夏目漱石『こころ』(3)
評価方法
(基準等)
 学期末のレポートによって成績評価をします。毎回出席をとりますが、出席回数が不充分でも失格にはしません。特別に良いレポートを書けば、出席回数の不足を補って単位を取得することが可能です。
授業外の学修
(予習・復習)
〔予習〕 参考書『原色シグマ日本文学史』(他の文学史の本でもよい)の明治・大正文学の項を読んでおくことが必要です。
〔復習〕 講義時に配布したプリントをよく読んで、内容を確認しておいて下さい。講義で取り上げた作品を、文庫本などを購入して読むのが望ましい。
教科書・
参考書
プリントを配布します。
参考書として、『原色シグマ日本文学史』(文英堂 648円) を用います。
参照URL
1.物語要素事典古今東西の文学作品の物語要素を集成した事典
質疑応答
 質問等がある場合は、毎回の授業の前後に教室で尋ねてくれても良いし、オフィスアワーに神山研究室(3号館4階)まで来てくれても良いです。重要な質問・興味深い質問は授業で取り上げ、コメントします。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/14 21:09:45