開講年度2016
科目名アジア・オセアニア文化特講Ⅰa
(全)開講学科国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者安藤 充
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
観光地バリの魅力 <ハワイとの比較から>
科目のねらい
インドネシア・バリ島を訪れる外国人観光客は、なんと、オーストラリア人がNo.1。彼らはなぜそんなにバリを訪れるのでしょうか。そういうバリ島も、かつては日本人観光客が一番多かったのですが、どのようなブームがあったのでしょうか。そして日本人観光客が減った要因は何でしょうか。そういえば、日本人がいちばんたくさん訪れるリゾートアイランドはハワイです。なぜ日本人はハワイが好きなのでしょうか。
 この科目では、バリ島の研究を中心としますが、ハワイを比較対象として取り上げます。観光資源である自然と伝統文化の両面を深く理解し、さらに、日本人やオーストラリア人がリゾートに何を求めているか、そして現地はどう応えてきたかを探求していきます。 
 観光地についての情報を集めるのが目的ではありません。観光地を作り上げているものは何かを探るのがねらいです。
到達目標
 観光パンフレットやガイドブックを最初の情報源とし、さらに伝統文化や習俗、環境保護に関する本や映像資料(英語も日本語も)を活用することで、文化と観光の関係を考察する力を養っていただきたいと思います。日本とオーストラリア双方の視点から、バリ及びハワイを見つめることにより、観光に関する地理的・歴史的・文化的な特性がつかめることでしょう。
 それぞれのトピックについて、問題提起・予習研究・報告・ディスカッション・解説および映像資料・まとめ、というサイクルで授業展開するので、課題解決にもっていくための情報収集と分析の力、報告と議論のためのコミュニケーション能力、文献読解や要点把握の力の養成につながるはずです。
授業の内容・
計画
01 概要紹介、評価の説明、イメージアンケート
02 観光地としての魅力、観光客の推移(1)
03 観光地としての魅力、観光客の推移(2)
04 観光地化の歩み(1)
05 観光地化の歩み(2)
06 自然環境と観光(1)
07 自然環境と観光(2)
08 伝統的習俗(1)
09 伝統的習俗(2)
10 音楽と舞踊(1)
11 音楽と舞踊(2)
12 観光による伝統の再生と創造(1)
13 観光による伝統の再生と創造(2)
14 政治経済状況と観光(1)
15 政治経済状況と観光(2)
評価方法
(基準等)
期末定期試験40%、毎回のワークシート(予習復習含む)30%、発表とディスカッションへの積極的参加20%、小テスト10%、の割合で評価する。小テストは内容理解度をはかるために3回程度実施予定。詳細は授業中に説明する。
授業外の学修
(予習・復習)
毎回の授業で配布するワークシートで、予習課題と復習課題を示す。
教科書・
参考書
教科書は使用しない。配布プリントとワークシートにより授業を進める。
参考書については、トピックごとに授業中に紹介する。
参照URL
質疑応答
授業中およびオフィスアワーに対応する。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/17 09:50:20