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科目のねらい | | 本講義では、アジアの思想と文化を「宗教」に焦点を合わせ、また「比較」という視点をもって解説する。アジアの宗教を代表する仏教を他の世界宗教であるキリスト教やイスラム教とテーマ別に比較考察し、仏教の宗旨の特質を理解する。テーマには、教祖、宗派、聖典、死生観などを設定する。また、必要に応じて、ユダヤ教やヒンドゥー教なども取り上げる予定である。 昨今、宗教と関連した出来事が国際社会で多発している。その点において宗教は現代の国際社会を理解する上で不可欠なキーワードといえよう。授業では、主要な宗教に対する基礎知識が単に古代に関する知識で終わることなく、現代を読み解く鍵となることを関連する新聞記事などを適宜配布し確認する。 |
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到達目標 | | 1.世界の3大宗教に関する基礎的知識が習得できる。 2.三大宗教間の共通性と差異を説明できるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.イントロ 講義の概要 2.教祖(1) 釈尊の生涯 3.教祖(2) イエスの生涯 4.教祖(3) ムハンマドの生涯 5.聖典(1) 仏教の各種経典 6.聖典(2) キリスト教の聖典:『旧約聖書』『新約聖書』 7.聖典(3) イスラム教の聖典:『コーラン』『ハディース』 8.教義(1) 仏教の四諦説、八正道、縁起 9.教義(2) キリスト教の三位一体、山上の垂訓 10.教義(3) イスラム教の六信五行、シャリーア 11.宗派(1) 仏教教団の変遷 12.宗派(2) キリスト教の宗派:カトリック、プロテスタント、東方正教会 13.宗派(3) イスラム教の宗派:スンニ派とシーア派 14.死生観 仏教、キリスト教、イスラム教の死生観:輪廻、最後の審判 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | 授業への参加状況(小テストと授業態度)30%と定期試験70% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業前に、参考文献を通じて、授業の内容の該当箇所を予習しておくと良い。 授業後は、参考文献を通じて、習得知識の再確認をすることが望まれる。 |
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教科書・ 参考書 | | 特定のテキストは用いない。また適宜参考文献を紹介する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 授業中の私語と携帯電話操作と不必要な入退室を禁止する。 |
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更新日付 | | 2016/02/18 19:26:48 |