開講年度2016
科目名日本民俗学Ⅰ
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者野地 恒有
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
現代日本にはどのような民俗的世界があるか・その1(年中行事・祭礼から)
科目のねらい
日本民俗学の領域と研究法について、現代日本にみられるさまざまな民俗的世界(とくに年中行事や祭礼)を,映像資料(VTR教材)とOHC資料を用いて具体的に提示しながら,講義形式により授業を進める。
到達目標
授業で取り上げる日本各地の事例(年中行事や祭礼など)について、民俗学的な説明や民俗学の調査法をふまえながら、具体的にとらえて報告することができ、そして具体的に理解できるようになることをめざす。
授業の内容・
計画
VTR教材とOHC資料を用いて具体的に提示しながら,講義形式により授業を進める。

第1回 オリエンテーション
第2回 霊魂観その1(両墓制)
第3回 霊魂観その2(亀甲墓)
第4回 盆の儀礼その1(迎える)
第5回 盆の儀礼その2(祀る)
第6回 盆の儀礼その3(送る)
第7回 年齢集団(若者組) 
第8回 年齢集団(こども)
第9回 年齢集団(宮座)
第10回 正月行事その1(迎える)
第11回 正月行事その2(送る)
第12回 稲作の儀礼
第13回 中間試験
第14回 中間試験・解説あるいは追試
第15回 島の年中行事
評価方法
(基準等)
 ・授業期間に実施する中間試験(40%)と学期末試験期間中に実施する筆記試験(60%)により評価する。中間試験は自筆ノートのみ持ち込み可とし、期末試験は持ち込み不可である。中間試験の未受験者は期末試験を受けることができない。
・ただし、受講者数が多いときやその他の理由により中間試験を実施しないこともある。その場合、第13回と14回は通常授業をおこない、期末試験(ノート持ち込み不可)のみにより評価する。 
授業外の学修
(予習・復習)
この授業では自筆のノートが重要である。毎回、復習として授業のノート内容を整理すること。自ずとそれが予習ともなる。
教科書・
参考書
〈テキスト〉とくに定めない。
〈参考図書〉必要に応じて授業の際に提示する。
〈授業に使用するビデオソフト〉
「映像民俗学シリーズ日本の姿」(紀伊國屋書店)、「NHK特集名作100選」(NHK)、「ふるさとの祭りと芸能」(NHK)、「新日本紀行」(NHK)など。
参照URL
質疑応答
毎回復習としておこなう授業ノート整理は質問点の洗い出しの意味もある。質問点が出た場合には、次回授業で確認すること。毎回、授業内に質問の時間を設けている。
備考
・私語,途中退出,飲食,通信機器等による常習的授業妨害者は受講を認めない。
・第1回目の授業において,履修上の注意事項、ノートのとり方、授業と試験との関係、中間試験と期末試験などについて説明する。
画像
ファイル
更新日付2016/02/17 22:18:36