開講年度2016
科目名中国文化史入門
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者武内 剛
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
中国における伝統的な飲食文化の歴史とその現状について
科目のねらい
中国を起源とするにも係わらず、日本とは似ているようで異なる中国の生活文化の中で、特に飲食文化について、その淵源と発展過程の歴史と現在の状況をトータルに検証する事によって中国に対する理解を深めていきたい。
到達目標
中国文化の中で日本人にとって最も親近感を持つのは飲食に代表される生活文化と言ってよいであろう。すなわち日常生活を取り巻く様々な要素の伝来や影響をめぐる文化史的背景についてである。そこで本講義では、茶や麺類等の中国における起源や伝播、そして日本への影響等に関する問題点を解説していきたい。教科書は指定しないが、項目別に参考文献を随時紹介したい。必要に応じてプリント配布やビデオ上映も行う。中国文化が世界に誇る「食」を歴史的側面から紹介して、中国についての一層の理解を深めてもらえればと考えている。
授業の内容・
計画
1.はじめに
2.中国飲食文化概論
3.照葉樹林文化論から見た食について
4.中国茶について(1)[ビデオ上映]
5.中国茶について(2)[ビデオ上映]
6.中国茶について(3)[ビデオ上映]
7.中国茶について(4)[ビデオ上映]
8.中国茶について(5)[ビデオ上映]
9.中国茶について(6)[ビデオ上映]
10.中国茶について(7)[ビデオ上映]
11.中国における麺類について(1)
12.中国における麺類について(2)
13.中国における麺類について(3)
14.中国における麺類について(4)
15.中国における麺類について(5)
16.レポート試験
評価方法
(基準等)
受講態度(20%)を加味しつつ、レポート試験(80%)で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
高校時代の世界史・地理の教科書で中国に関する記述を読み直す事や新聞・テレビ等の中国料理についての記事・情報を出来るだけチェックして下さい。
教科書・
参考書
<教科書>なし
<参考文献>王仁湘/鈴木博訳『中国飲食文化』(青土社)[概説書]周達生『中国の食文化』(創元社)[中国全土を網羅した専門書]周達生『世界の食文化2中国』(農文協)[中国全土を網羅した専門書]周達生『お茶の文化誌ーその民族学的研究』(福武書店)周達生『中国茶の世界(カラーブックス868)』(保育社)[一般向入門書]布目潮風・中村喬編訳『中国の茶書(東洋文庫289)』(平凡社)[文献史料を用いた専門書]石毛直道『麺の文化史』(講談社学術文庫)[一般向概説書]佐々木高明『照葉樹林文化とは何か』(中公新書)[生態環境的側面からのアプローチを試みた概説書]
参照URL
質疑応答
講義終了後に教室で質問等を受け付けます。
備考
講義の中で実際に中国茶を飲んでもらう予定なので楽しみにしていて下さい。
画像
ファイル
更新日付2016/02/14 19:07:13