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科目のねらい | | この科目では地誌学を学ぶが、世界の諸地域をできる限り広く概観し、その中で地理学的事象を自然・人文の両面の見地から総合的に地域的特色を理解し、地理的知識の空間認識力を養成することを目標とする。また、教職の科目としても重要な地誌学の基本的な考え方や様々な地域の地誌学的な見方の基礎を培うことにより、世界の諸地域で起こっている諸問題を把握し、正しい判断力を養うことを目指す。 |
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到達目標 | | 地誌学は、系統地理学(一般地理学)とともに地理学の二大部門を構成するものである。系統地理学は自然地理学と人文地理学からなり、自然と人文の諸事象ごとを考察するのに対して、地誌学は自然・人文両面から総合的に地域的特性を明らかにする学問である。地誌学の研究対象となる地域の規模は、大は大陸のレベルから、小は村落や都市内部の共同体のレベルまで自由に選択できるが、いずれの場合でも、対象地域を正しく理解することが地誌学の究極の目的である。 |
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授業の内容・ 計画 | | この講義では、世界地誌と題して全世界を対象に地域ごとに学習する。授業では講義が中心となるが、できる限り作業学習やスライド学習なども導入し、それぞれの地域の特色を紹介する。世界各地に関する地理的知識の空間認識力を養成し、写真などを用いてその理解を深め、世界の国々に関して大まかな基礎的知識が習得できるよう努める。
1. 地誌学とは 2. 世界の自然環境 3. 東アジア(Ⅰ) 4. 東アジア(Ⅱ) 5. 東南アジア 6. 南アジア 7. 西アジア 8. アフリカ 9. ロシアとその周辺地域 10. ヨーロッパ(Ⅰ) 11. ヨーロッパ(Ⅱ) 12. アングロアメリカ 13. ラテンアメリカ 14. オセアニア 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験の筆記試験60%、小レポート15%、平常点(課題提出・学習意欲・授業態度)25%として評価する。2/3以上の出席を前提とする。なお、小レポートの詳細は授業時に連絡します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業内容にスムーズに入れるよう、事前に授業で扱う対象地域について、地図帳を使い、代表的な河川名、山脈名などの地名や大都市名などの地名に関して空間認識力を養成しておく。また、授業で取り扱う地域や国々について、宗教・言語などの特色も地図帳(巻末統計の国一覧表)等を利用して、前もって考察しておくよう心掛ける。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈教科書〉 『新詳高等地図』帝国書院刊 1,500円(成文堂) 〈参考書> 参考書は授業時に適宜紹介します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 講義についての質問などは、授業時や授業後に適宜受け付ける。 |
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備考 | | 毎時間、教科書として指定している地図帳を持参する。高校で使用した地図帳で代用してもよい。 履修生が良い環境で受講できるよう教室のルールは厳しくしている。授業は毎時間、担当者が配付する授業プリントも使って進める。プリントをファイルできるよう、A4サイズのクリアファイルを各自持参する。小レポートと授業プリント等の提出を求めます。 |
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更新日付 | | 2016/02/12 14:34:11 |