サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 10世紀のイスラーム文化圏は、アッバース朝カリフの弱体化とともに政治的統一性が失われ、各地に軍人政権が登場する、新たな時代を迎える。本講義では、マムルーク朝時代(1250-1517)のエジプト・シリアを対象として、国家と都市社会の全体的な構造とともに、そこに暮らす人々の多様な姿を学ぶ。 |
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到達目標 | | 中世アラブ・イスラーム世界の歴史を、イスラーム世界の歴史全体の中に位置づけ、その特徴を理解する。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業は板書を中心とする講義形式で行う。
1 イントロダクション:イスラーム史の基礎知識 2 イスラーム世界の「中世」 3 マムルーク朝とその時代:マムルーク朝史概論 4 エジプトとカイロ 5 社会を構成する人々: ハーッサとアーンマ 6 軍人支配層と軍事制度 7 軍人として生きる 8 行財政機構と官僚 9 財政改革とその展開 10 ウラマーと教育 11 ウラマーと司法制度12 市井の人々と都市社会1:商人と商業活動 13 市井の人々と都市社会2:民衆、下層民、アウトロー 14 市井の人々と都市社会3:ズィンミー 15 総括とまとめ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習:概説書や高校の世界史教科書に目を通し、当該時代の歴史の全体的な流れと基本的な用語などを理解しておく。 復習:授業で紹介した参考文献に目を通し、理解を補う。 |
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教科書・ 参考書 | | 特になし。資料は授業内で配布する。また適宜参考文献も紹介する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 1、「イスラム圏史概説」「イスラム圏史入門」の単位を修得済みで、イスラム史についての基本的知識があることが望ましい。 2、スマートフォンや携帯電話で板書を撮影することを禁止します。 |
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更新日付 | | 2016/02/12 12:42:59 |