開講年度2016
科目名日本史専門講読A-Ⅰ
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者松薗 斉
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
女性史を通じてみる古代の社会と文化
科目のねらい
 基礎講読で得た資料に対する知識及び理解をさらに深め、卒論作成の前提となる基礎的な力を養うために、実践的な訓練を行う。
 古代の女性史の様々な問題をテーマ別に史料とともに読んで解釈し、その歴史的背景を説明できるようにする。
 
到達目標
 自分が担当した史料について、原文をさがし、解釈し、参考文献を収集して読解し、レジュメにまとめて、その歴史的背景を説明する。その過程を通じて、様々な形で存在する史料を見つけ出す力、歴史学で使われる様々な文献の収集や整理の仕方を身につける。 
授業の内容・
計画
1 政治権力の場で     
 第1講 女性首長がいた
 第2講 令制下の女官・采女・国造
 第3講 皇后・国母の機能
2 結婚の変化と売買春    第4講 男女の出会いと別れ
 第5講 家族・妻妾・嫡子
 第6講 一夫多妻制と正妻の地位
 第7講 売買春の発生
3 生活とはたらき   
 第8講 村のまつりと集会
 第9講 農業労働と運営
 第10講 富豪女性の活動
 第11講 土地の所有と売り買い
4 神仏の前で
 第12講 女性の出家
 第13講 女人禁制のはじまり
 第14講 女神となった巫女
 第15講 儒教思想と女性
評価方法
(基準等)
・発表内容(80%)
 基礎的な手続きがされているか(原文、内容の読解、参考文献の収集)
 積極的にそのテーマに取り組んでいるか(レジュメの内容)。
・他の発表者のテーマにも関心を持って聞き、それを自分の発表に生かす努力をしているか(20%)。
授業外の学修
(予習・復習)
必ずテキストの【解説】のページを読んで授業に臨むように。
教科書・
参考書
総合女性史研究会編『史料にみる日本女性のあゆみ』(吉川弘文館)
   *最初の時間から使用しますので、学内成文堂で購入し持ってきてください。
参照URL
質疑応答
時間のある時は、いつでも研究室及び授業の前後に応じます。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/12 16:38:08