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科目のねらい | | 鎌倉幕府が貞永元年(1232)に制定した『御成敗式目』を学ぶ。これを読むことで、守護・地頭の職の内容、「甲乙人」と呼ばれた普通の人々のすがたや地位、身分によって異なる刑罰をうける当時の社会のあり方などを知ることができる。授業は、式目を輪読し解釈しコメントする形式ですすめる。これにより中世社会特有の用語を知り、史料読解の基礎的な能力を養う。 |
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到達目標 | | 古文だからと恐れないで、読んでいこう。 1 中世の社会の基本的な知識を身につける。 2 中世を学ぶには古文・漢文に親しむ。 3 歴史の学習を「自分の好きな歴史」から「調べる対象の歴史」にする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業は、史料の読解と注釈を中心にしたゼミナール形式で行う。 1 鎌倉幕府と『御成敗式目』(レクチュア) 2 『御成敗式目』 第1~4条 3 第5~8条 4 第9~12条 5 第13~16条 6 第17~20条 7 第21~24条 8 第25~28条 9 第29~32条 10 第33~36条 11 第37~39条 12 第40~43条 13 第44~47条 14 第48~49条 15 第50~51条 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回、指名し口頭で内容を説明させる。出席を確認する。期間内に小テストを行う。 筆記試験を行う。評価は、試験の結果に口頭発表の内容・小テストの内容を加えて行う。評価はテスト75%、小テスト25%とする。なお、出席は当然のことであるので、欠かさず出席すること。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 不明な単語・用語類は辞典などを使って調べてみよう。 1 歴史的人物や組織 『国史大辞典』(吉川弘文館)、『日本史大辞典』(平凡社)など 2 言葉を調べるとき 『日本国語大辞典』(小学館) 3 漢字が読めないとき 『大漢和辞典』(大修館書店)、『新大字典』(講談社)などが便利 とにかく、辞書の使い方を覚えよう。 |
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教科書・ 参考書 | | 教材には『中世政治社会思想 上』(岩波書店)を使用し、プリントを作成し配布する。もっとくわしく知りたい人は、『中世法制史料集』等を参照されたい。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業中に質問する。わからなかったりしたら、いつでも研究室に来てほしい。 |
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備考 | | 高校時代に使った国語辞書・古語辞書・電子辞書を毎回持参する。 |
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更新日付 | | 2016/01/28 16:04:36 |