開講年度2016
科目名日本史基礎講読A-Ⅰ
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者松薗 斉
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
 古代・中世の史料に親しもう
科目のねらい
自分の関心のある地域や人物について調べることを通じて、古代・中世の史料にどのようなものがあるか、その史料がどのようにしたら入手できるか、などを体験する。さらにそれらを読み、専門的な論文や自治体史・伝記、さらに辞典・系図、史料集などを利用して解釈し、レジュメにまとめて発表する、3年次のゼミの発表の予行練習と思って積極的に取り組んでほしい。
到達目標
1.古代・中世の歴史を調べるためにどのような辞書・事典・史料類があるかを理解し、それらを使い  こなせるようにする。
2.よく使われる史料集の場所や使い方を理解する。
3.系図や地名辞典、自治体史などを自分の力で調べること。
3.調べたことをまとめて、それを発表すること
授業の内容・
計画
第1講 頼朝の下文を読んでみよう。
第2講 人名の調べ方―系図を引く―
第3講 系図から読み取る。
第4講 『吾妻鏡』を読む。
第5講 地名を調べる―地名辞典を使う。
第6講 自分の関心のある地名を調べてみよう。
第7講 その地名に関わる史料を探す。
第8講 その史料を分析する。
第9講 調べたことをレジュメにまとめる。
第10講 調べたことを発表して、知識を共有する(1)。
第11講 調べたことを発表して、知識を共有する(2)。
第12講 人物を調べてみよう。
第13講 伝記の調べ方(1)
第14講 伝記の調べ方(2)
第15講 まとめ
評価方法
(基準等)
レポート(50%)・発表の仕方および基礎的な事柄についての筆記試験(50%)
 評価基準;事実を正確に把握し、論理的に表現できているかどうか。
授業外の学修
(予習・復習)
自分の取り組む地名を調べるために、大学の図書館だけではなく、自分の住んでいる地域の図書館や博物館なども利用する。
教科書・
参考書
授業中にプリントを配布。
参考文献は適宜紹介する。
参照URL
1.東京大学史料編纂所データベースの利用
2.国立歴史民俗博物館データベースの利用
3.国文学研究資料館電子資料館
質疑応答
空いている時間にいつでも応じます。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/12 16:09:43