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科目のねらい | | 信長、秀吉、家康のキリスト教政策をたどりながら、彼らの天下一統にとってキリスト教がもつ意味を考えてみる。そこでの政策が、その後の江戸幕府の宗教政策の骨格をつくり、明治維新以降の日本人の宗教意識に影響を与えた。キリスト教とはどのような宗教か、仏教はどのような宗教かをいう宗教学的な問いと、当時の日本人にとって宗教はどのような意義があったのかという歴史学的な問いを併せ持った科目である。 |
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到達目標 | | 宗教文化学科の授業なので、キリスト教に関する基礎知識を与えることが、一つの到達目標である。さらに近世初期から近代初期の日本社会における宗教史を考えることが、現在に生きるわれわれの問題にもつながることを理解することも、もう一つの目標である。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.キリスト教とは何か 2.カトリックとプロテスタント 3.ヨーロッパによる異世界の発見 4.ザビエルの来日と彼の活動 5.フロイスの活動 6.信長とフロイス 7.フロイスが見た日本 8.秀吉のキリスト教政策 9.バテレン追放令を読む 10.バテレン追放令の意義 11.近世社会とキリスト教 12.明治維新とキリスト教 13.クラークと新島襄 14.キリスト教結婚式のインパクト 15.日本人にとってのキリスト教 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回出席をとる。授業参加度、小テストで50%、学期末の試験で50%の割合で、成績の評価を行う。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 配布資料がテキストとなる。予習として事前に配布資料を読んでおくこと。復習として授業内容を要約し、配布資料に目を通しておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 【テキスト】授業中にプリントを配付する。 【参考文献】フロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』(岩波文庫) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 研研究室番号:3520(3号館5階)、オフィスアワー:木曜日昼休み。 |
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備考 | | 毎回、授業の内容について質問し、それに対してコメントを書く小テストを行う。積極的な参加を期待している。 |
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更新日付 | | 2016/02/15 11:59:36 |