サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 古代ギリシアに始まり、キリスト教哲学、大陸合理主義、イギリス経験論を経て、ドイツ観念論に至るまでの、西洋哲学の歴史を概説します。その歴史を通じてつねに哲学者の思考を駆動し続けてきたのは、「何が本当に存在するのか」という、あらゆる問いの中でももっとも単純な問いです。あまりにも単純すぎて、私たちの普段の生活では、この問いはほとんど主題的な関心を引きません。それはこの問いがすでに解決済であるということでしょうか?それとも、この問いはたんに放置されているだけでしょうか?放置されているだけだとして、それはどのくらい困ったことでしょうか?そもそも、人間はこの問いに答えることができるのでしょうか?それぞれの哲学者によって、その答えも答え方も様々です。この講義で哲学者たちの思考の一端を追体験してみてください。 |
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到達目標 | | ・古代から近代までの西洋哲学の歴史について基本的な理解を得る。 ・多様な見解をたんに断片的にではなく、一つの問題史として統一的に捉える能力を身につける。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. ガイダンス 2. ギリシア自然哲学/第1章第1-2節 3. ソクラテス/第1章第3節 4. プラトン/第1章第4節 5. アリストテレス/第1章第4節 6. ヘレニズム哲学/第1章第5節 7. 教父哲学/第2章第1-3節 8. スコラ哲学/第2章4-6節 9. デカルト/第3章第1-3節 10. スピノザ、ライプニッツ/第3章第3節 11. ロック、バークリ、ヒューム/第3章第4節 12. カント/第4章 13. フィヒテ、シェリング/第5章第1-4節 14. ヘーゲル/第5章第5-6節 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | ・毎回の予習として、次の授業で扱うテキストの範囲をあらかじめ通読し、理解できなかった点・疑問に思った点を整理してくる。 ・毎回の復習として、後から振り返ったときに授業内容が自分で再現できるよう、板書を補いつつノートを整理しなおす。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:峰島旭雄[編著]『概説・西洋哲学史』ミネルヴァ書房(1989) \3,000+税 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 研究室は2413、オフィスアワーは月曜日、水曜日、金曜日のお昼休み(12:50~13:20)です。オフィスアワー外でもできるかぎり対応します。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/19 21:02:37 |