開講年度2016
科目名西洋の思想Ⅰ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者岩佐 宣明
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
西洋哲学史Ⅰ―古代・中世・近代―
科目のねらい
古代ギリシアに始まり、キリスト教哲学、大陸合理主義、イギリス経験論を経て、ドイツ観念論に至るまでの、西洋哲学の歴史を概説します。その歴史を通じてつねに哲学者の思考を駆動し続けてきたのは、「何が本当に存在するのか」という、あらゆる問いの中でももっとも単純な問いです。あまりにも単純すぎて、私たちの普段の生活では、この問いはほとんど主題的な関心を引きません。それはこの問いがすでに解決済であるということでしょうか?それとも、この問いはたんに放置されているだけでしょうか?放置されているだけだとして、それはどのくらい困ったことでしょうか?そもそも、人間はこの問いに答えることができるのでしょうか?それぞれの哲学者によって、その答えも答え方も様々です。この講義で哲学者たちの思考の一端を追体験してみてください。
到達目標
・古代から近代までの西洋哲学の歴史について基本的な理解を得る。
・多様な見解をたんに断片的にではなく、一つの問題史として統一的に捉える能力を身につける。
授業の内容・
計画
1. ガイダンス
2. ギリシア自然哲学/第1章第1-2節
3. ソクラテス/第1章第3節
4. プラトン/第1章第4節
5. アリストテレス/第1章第4節
6. ヘレニズム哲学/第1章第5節
7. 教父哲学/第2章第1-3節
8. スコラ哲学/第2章4-6節
9. デカルト/第3章第1-3節
10. スピノザ、ライプニッツ/第3章第3節
11. ロック、バークリ、ヒューム/第3章第4節
12. カント/第4章
13. フィヒテ、シェリング/第5章第1-4節
14. ヘーゲル/第5章第5-6節
15. まとめ
評価方法
(基準等)
定期試験100%
授業外の学修
(予習・復習)
・毎回の予習として、次の授業で扱うテキストの範囲をあらかじめ通読し、理解できなかった点・疑問に思った点を整理してくる。
・毎回の復習として、後から振り返ったときに授業内容が自分で再現できるよう、板書を補いつつノートを整理しなおす。
教科書・
参考書
教科書:峰島旭雄[編著]『概説・西洋哲学史』ミネルヴァ書房(1989) \3,000+税
参照URL
質疑応答
研究室は2413、オフィスアワーは月曜日、水曜日、金曜日のお昼休み(12:50~13:20)です。オフィスアワー外でもできるかぎり対応します。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/19 21:02:37