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科目のねらい | | 文化人類学では研究対象を直接観察・調査するフィールドワーク(実地調査)を何よりも重視します。そしてこれは、研究対象が宗教である宗教人類学の場合も同様です。しかし、フィールドワークに行き、その報告をするだけでは「研究」したことにはなりません。フィールドワークで得た調査結果を、宗教人類学の諸理論を用いて分析、考察していくことが、「研究」としては不可欠なのです。本講義では、宗教人類学的研究に欠かせない、諸理論と研究手法の基礎を学んでいきます。 |
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到達目標 | | 宗教人類学の諸理論についての基礎と研究方法を身につけることができる。宗教人類学的な視座から宗教の諸現象を考察する力を養うことができる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.本講義の概要 宗教人類学とは何か 2.人類学の研究方法 「しらべる」とは 今和次郎にみる「一切しらべ」ほか 3.人類学の誕生(1):「文化」概念の成立 4.人類学の誕生(2):進化主義 5.伝播主義 6.機能主義 7.文化相対主義 8.宗教人類学調査の先行研究 9.構造主義 10.象徴人類学 11.解釈人類学 12.グループディスカッション・グループワーク 13.宗教人類学の諸相(1) 14.宗教人類学の諸相(2) 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 評価の配分は、定期試験60%、平常点(授業参加状況+授業内小レポート)40% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業内において、随時課題を出します。出された課題は、翌週提出してもらいます。 |
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教科書・ 参考書 | | 指定のテキストはありません。授業内容に関連する参考文献は適宜紹介していきます。 【参考文献】日本文化人類学会編(2009)『文化人類学事典』、丸善、綾部恒雄編(2006)『文化人類学20の理論』、弘文堂など。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 研究室番号:3511(3号館5階)、オフィスアワー:火曜日・水曜日・金曜日の1限時間帯および火曜日・金曜日の昼休み |
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備考 | | 授業中の私語、携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。 |
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更新日付 | | 2016/02/15 09:13:35 |