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科目のねらい | | 仏教の開祖であるゴータマ・ブッダが何を説いたのかを知るためには、パーリ語で書かれた資料を読むことが重要な手掛かりとなる。また、現在でもスリランカや東南アジアの南方上座部仏教圏では、パーリ語で書かれた聖典が読誦されており、東南アジアを旅行したり、仕事をする場合にも、パーリ語を知っていると現地の人々と心が通い合うことが多い。パーリ語を通して仏教を学ぶとともに、現地の人々の心を知ることがねらいである。講義では、言語学の基本的な用語も解説する。 |
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到達目標 | | 初期仏教の資料を読めるようになるため、基本的なパーリ語の知識を習得することが目標となる。パーリ語とは何かを知り、初歩的な文法を理解する。また、インドで学術公用語となったサンスクリット語の関係についても理解を深める。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. オリエンテーション―パーリ語とは何か 2. パーリ語と文字 3. パーリ語辞典のアルファベットの順序 4. パーリ語の発音 5. パーリ語とサンスクリットの相違 6. 語尾変化する語と語尾変化しない語 7. 格の概念 8. 名詞・形容詞の変化 9. 格の用法 10. 動詞の変化(1) 11. 動詞の変化(2) 12. 複合語 13. パーリ語の用法 14. 簡単なパーリ文解読(法句経、スッタニパータなど) 15. まとめと総復習 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験も行うが、授業への参加態度を特に重視する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | パーリ語文法習得のため、指定した箇所の予習と、授業の復習が大切である。 |
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教科書・ 参考書 | | 必要な資料は、適宜プリントで配布する。
【参考文献】 水野弘元著 パーリ語文法 山喜房仏書林 水野弘元著 パーリ語辞典 春秋社 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業後に受け付けます。オフィスアワーは初回の授業でお知らせします。 |
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備考 | | 私語は厳禁です。パーリ語の授業を開講する大学は多くないので、ぜひこの機会に学んでみましょう。 |
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更新日付 | | 2016/02/15 11:49:24 |