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科目のねらい | | 我々が直に接することのできる仏教の形態に、寺院で行われる法会がある。しかし、学界においては法会自体が様々な習俗を土台に芸能や音楽を伴う動的な要素を含むことから、仏教よりもむしろ民俗・芸能・音楽の分野で扱われることが多い。仏教史に分け入る糸口としては、このような体験的な仏教からアプローチすることも有用である。 |
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到達目標 | | 本講義では、芸能や音楽的側面から、日本の仏教寺院で行われる法会やそれに関わる個々の儀礼を中心に概観し、仏教史を捉えていくことを目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.はじめに 2.南都の法会 3.雅楽と法会 4.天台宗の法会 5.真言宗の法会 6.論義と講式 7.修験道の法会 8.浄土教にかかわる法会 9.浄土宗の法会 10.踊り念仏 11.念仏芸能 12.浄土真宗の法会 13.禅宗の法会 14.身近に見られる法会 15.まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 試験による評価(100%)。その他、受講態度に問題のある場合(欠席・遅刻が多い、講義中の勝手な退室、私語やメールなど講義に関係のない行為を行っている)、試験の成績にかかわらず減点、もしくは不合格になることがある(最大40%)。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 講義中にとったノートの確認や文献の講読、視聴覚資料の活用など、自発的な復習を要求する。また、身近な実例を含め、直に法会を見る機会があれば、積極的に足を運んでもらいたい。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈参考書〉横道萬里雄著『体現芸術として見た寺事の構造』岩波書店、2005年。その他は、講義中に随時指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 随時受け付けるが、自力で調べることも実践してもらいたい。自力で調べる過程で、思いがけない発見もあるので、その点を情報交換できれば、さらに充実した学習成果につながる。 |
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備考 | | 講義中、可能な限り視聴覚資料を活用して、現行の実例に触れる。 |
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更新日付 | | 2016/02/15 12:08:30 |