開講年度2016
科目名健康の科学/健康総合論
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者小出 龍郎
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
『健康医学』と『スポーツ科学』
科目のねらい
この科目を通じて健康や医療への向き合い方などに主体的に課題を発見・解決できる実践的能力の高い人材、ならびに他者との協調性を備え、積極的な社会貢献ができる人材を輩出していく。
到達目標
 文明や文化の発達で現代社会は著しく高度化したが、一方まわりでは健康を損ねる条件があまりにも多い。運動不足、肥満、喫煙のほか、食生活の歪み(過剰カロリー、栄養のアンバランス)や大気、水質汚染などの環境問題、社会生活や人間関係によるストレスや心の病など、我々の周囲には健康を脅かす問題が社会的課題として重くのしかかってきている。わが国は世界有数の長寿国となったが、厚生労働省の『国民健康度調査』によると、日本人の有病率は増加しつつあるという。疾病の構造は時代とともに様変わりしてきているが、現在、慢性疾患や生活習慣病が大部分を占めるこれらは、不適切な生活習慣に起因して発症してくる。
 最近、国際的な健康ブームである。今日の時代背景のもとで、『健康は自らつくり、自ら守るもの』と考える人が多くなり、健康に対する関心が高まる中、将来に向けて総合的に広い視野から、健康に関する知識を得るのに役立つ事項について学ぶことを目的とする。
授業の内容・
計画
『健康医学』
 1.健康の捉え方
  1)健康の新しい指標と現状
  2)健康増進と予防医学
 2.ヒトの体の構成 ―生命の設計図―
  1)体のしくみと機能
  2)遺伝子の構造とゲノム情報
 3.健康と食生活 ―肥満と生活習慣―
 4.食品と栄養素
 5.生活習慣病とその予防
  1)代表的な生活習慣病
  2)アルコールと喫煙
 6.心と病い ―ストレス反応とは―
 7.精神的疾患と心身症
 8.国際化と新しい感染症(インフルエンザ等)
  1)性と性行為感染症 ―AIDS(HIV感染)ほか―
  2)海外渡航時の健康管理 ―薬の知識と正しい使い方―
 9.環境と健康
  1)ダイオキシンと資源リサイクル
  2)環境ホルモンと環境微生物
 10.高齢社会と終末期医療
 11.生と死の医療 ―脳死問題と臓器移植―
『スポーツ科学』
 12.スポーツ科学概論
 13.スポーツ選手の健康管理 ―メディカル・チェックとは―
 14.スポーツ障害・事故、応救処置
 15.まとめ ―本講義の統括と課題―
評価方法
(基準等)
定期試験の筆記試験による評価(50%)が基本。
毎回の課題レポート(25%)、授業参加および平常点(25%)が加味されます。(%は目安)
授業外の学修
(予習・復習)
テーマについて、講義を受ける前にテキストやHPなどで予習して参加して下さい。
また日頃の生活から、健康・運動について各自意識するように心掛けて下さい。
教科書・
参考書
・テキスト : 『学生のための健康管理学 改訂2版』 木村 康一ほか 2012’ 南山堂 (¥2000)

・参考図書 : 『体の地図帳』       高橋 長雄ほか    2011’ 講談社
・参考図書 : 『健康の地図帳』     大久保昭行ほか    2009’ 講談社
参照URL
質疑応答
課題レポートに合わせて毎回質問、要望等を受け付けています。次回の冒頭に直接返答します。また、授業外でも受け付けます。
備考
・授業内容の整理のため、毎週課題レポートを出しています。
・授業中の入退室や私語、メールの使用等は厳禁です。
・本講義は半年間で終了します。(春学期と秋学期は同内容です。)
画像
ファイル
更新日付2016/02/05 11:48:06