開講年度2016
科目名アジアの文化と社会Ⅰ/特定主題科目Ⅳ-Ⅰ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者勝股 高志
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
中国の伝統芸能(1) 「相声」(中国漫才)の世界
科目のねらい
中国の大衆文化に対する理解を深める。
到達目標
 中国漫才「相声」について学び、中国の大衆文化および現代中国における大衆文化のあり方についての知識を得られるようにする。
授業の内容・
計画
 講義になります。口頭での説明と板書を主体にして授業を進めていきます。
 中国漫才「相声」は中国北方の伝統的大衆芸能です。清朝の後半に北京で生まれ、その後北京から天津や瀋陽、山東の済南など北方の各都市で盛んに行われるようになりました。特に中華人民共和国建国後はラジオ放送の普及もあり、全国で親しまれる芸能になりました。笑いを目的とする芸能であり、老若男女に親しまれている点、日本の漫才と極めてよく似ています。ただ、中国というお国柄、人民共和国建国後は人民に対する教育という側面が強調されたため、日本の漫才とはそのあり方がいささか異なっているとも言えます。ある意味、日本の漫才のように純粋に「笑い」を追求するということが難しく、種々の制限を受けてきたとも言えるでしょう。この講義では、中国の「お笑い」、つまり笑いの芸能を中国の国情と併せて紹介していきます。
 なお、「相声」は「笑い」の芸能ですが、この講義は決して「笑い」を起こすようなものではありませんので、そのつもりで受講してください。
1.相声概説(1)
2.相声概説(2)
3.中国の笑いの伝統(1) 俳優、参軍戯
4.中国の笑いの伝統(2) 笑話集
5.相声の誕生 
6.初期の相声
7.相声の発展 「相声八徳」、張寿臣(単口相声の集大成者)
8.侯宝林と「文明相声」
9.天津の相声
10.中華人民共和国建国後の相声
11.反右派闘争と相声
12.賛美型相声の出現
13.文化大革命下の相声
14.文化大革命後の相声
15.相声の復活 不振の時代から復活へ
評価方法
(基準等)
平常点(受講態度等)20%、定期試験80%
授業外の学修
(予習・復習)
その時間で学んだことについてノートを整理するなどして復習してほしい。
教科書・
参考書
適宜プリントを配布。参考文献については授業中に紹介する。
参照URL
質疑応答
質問は、授業後、或いはオフィスアワーにおいて研究室で受け付けます。研究室は2318。
オフィスアワー:火曜日13:15~14:30、水曜日 12:50~13:20、木曜日12:50~13:20
備考
 最近は授業中に教室を出入りする学生が目立ちます。授業中に無断で教室を出入りすることはやめてください。
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 16:39:26