サブタイトル | | |
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科目のねらい | | |
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到達目標 | | 中国漫才「相声」について学び、中国の大衆文化および現代中国における大衆文化のあり方についての知識を得られるようにする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 講義になります。口頭での説明と板書を主体にして授業を進めていきます。 中国漫才「相声」は中国北方の伝統的大衆芸能です。清朝の後半に北京で生まれ、その後北京から天津や瀋陽、山東の済南など北方の各都市で盛んに行われるようになりました。特に中華人民共和国建国後はラジオ放送の普及もあり、全国で親しまれる芸能になりました。笑いを目的とする芸能であり、老若男女に親しまれている点、日本の漫才と極めてよく似ています。ただ、中国というお国柄、人民共和国建国後は人民に対する教育という側面が強調されたため、日本の漫才とはそのあり方がいささか異なっているとも言えます。ある意味、日本の漫才のように純粋に「笑い」を追求するということが難しく、種々の制限を受けてきたとも言えるでしょう。この講義では、中国の「お笑い」、つまり笑いの芸能を中国の国情と併せて紹介していきます。 なお、「相声」は「笑い」の芸能ですが、この講義は決して「笑い」を起こすようなものではありませんので、そのつもりで受講してください。 1.相声概説(1) 2.相声概説(2) 3.中国の笑いの伝統(1) 俳優、参軍戯 4.中国の笑いの伝統(2) 笑話集 5.相声の誕生 6.初期の相声 7.相声の発展 「相声八徳」、張寿臣(単口相声の集大成者) 8.侯宝林と「文明相声」 9.天津の相声 10.中華人民共和国建国後の相声 11.反右派闘争と相声 12.賛美型相声の出現 13.文化大革命下の相声 14.文化大革命後の相声 15.相声の復活 不振の時代から復活へ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | その時間で学んだことについてノートを整理するなどして復習してほしい。 |
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教科書・ 参考書 | | 適宜プリントを配布。参考文献については授業中に紹介する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問は、授業後、或いはオフィスアワーにおいて研究室で受け付けます。研究室は2318。 オフィスアワー:火曜日13:15~14:30、水曜日 12:50~13:20、木曜日12:50~13:20 |
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備考 | | 最近は授業中に教室を出入りする学生が目立ちます。授業中に無断で教室を出入りすることはやめてください。 |
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更新日付 | | 2016/02/10 16:39:26 |