開講年度2016
科目名人間の尊厳と平等Ⅰ/特定主題科目Ⅱ-Ⅰ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者菅原 研州
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
仏教と人権問題 人間はいかにして生きるべきか
科目のねらい
 現代日本では自明とされる「人権」だが、往々にして踏みにじられるものでもある。よって、様々な憲法や法規の学びを通して、「人権」の意義を知り、また、人類が「人権」をどのように確立してきたかを学ぶ。
 続いて、仏教の人間観を通して、平等と差別に対する根源的な思想を各自に学んでもらいたい。そのために、インド・中国・日本と展開した仏教史の中から、本講義に関係ある諸事象を抽出し、考察する際の題材として提供する。
到達目標
人権問題についての理解と、平等と差別に対する考察を経て、各受講者には、人間の尊厳性を知ってもらい、調和の取れた人格を形成してもらいたいと思っている。
授業の内容・
計画
1、はじめに 「人権」とは何か?
2、諸憲法や法規に見える「人権」
3、「人権」確立の歴史
4、インドにおける四姓制度と和合僧
5、「仏性思想」と「五性各別思想」(1)
6、「仏性思想」と「五性各別思想」(2)
7、仏教における「性差別」問題(1)
8、仏教における「性差別」問題(2)
9、仏教における「業病」「障害者差別」問題(1)
10、仏教における「業病」「障害者差別」問題(2)
11、日本仏教における差別事象(1)
12、日本仏教における差別事象(2)
13、日本仏教における差別事象(3)
14、破壊的カルトにおける人権問題
15、各種人権問題のまとめ
評価方法
(基準等)
期末のレポートが70%、出席状況や授業態度が30%。それらを総合して判断する。
授業外の学修
(予習・復習)
・予習については特段要しないが、普段からテレビ・ネット等を通じて、人権関連のニュースがあれば興味を持つようにして欲しい。

・復習については、配布プリントや講義時間中に各自で作ったノートを整理するようにして欲しい。
教科書・
参考書
〈テキスト〉特になし。各回プリントを配布する。
〈参考文献〉『人権宣言集』岩波文庫・1996年、井上ひさし・樋口陽一『「日本国憲法」を読み直す』岩波現代文庫・2014年、『差別語を考えるガイドブック』曹洞宗宗務庁・1992年、『性差別する仏教』法蔵館・1991年

※他は講義の中で、適宜紹介する。
参照URL
質疑応答
質問等については、各講義時間終了時にまとめて聞く。あるいは授業時間外であれば、教室や禅研究所(7号館裏)・研究室(2426)等で聞き、メール等も受け付ける。
備考
・授業中の私語・飲食等、授業に関係のない行為は慎むこと。

・携帯電話・スマホ等の通話・操作などは厳禁とする。

・講義時は、各種配布物と板書を併用する。
画像
ファイル
更新日付2016/02/24 11:50:02