サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 本科目のテーマは「現代社会と仏教」である。このテーマに関連する領域は実に広範である。 講義では以下の三つの課題を念頭において考察を行ってゆく。 1)仏教者の言葉は現代人にどのような指針を提供できるのか。 2)仏教的世界観や世界イメージは今日の我々にどのように映るのか。 3)多様化する現代社会において仏教はいかなる役割を担う可能性があるのか。
講義期間の前半は「仏教の言葉」、後半は「仏教のイメージ世界」について紹介する。 受講者諸氏には講義内容を思索の糸口にして更に自身の洞察を深めてほしい。 |
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到達目標 | | 1. 仏教の名言や禅のことばに親しみ、その現代的意味を考える。 2. 仏教・禅のイメージ世界を学び、その現代的意味を考える。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.はじめに(オリエンテーション) 2.3. 現代に生きる仏教の言葉(日常語、慣用句となった仏教語) 4.5.6. 現代人と仏教の名言(含蓄のある禅仏教の言葉) 7.仏教のコスモロジー(守護されし世界―仏を守る者たち) 8.須弥山世界のイメージ(世界の中心軸と重層する世界) 9.華厳経世界のイメージ(大蓮華と光明の世界) 10.地獄思想の系譜(八大地獄、十王信仰、十三仏信仰など) 11.遺跡に描かれた造形(ボロブドゥール、アンコールワットなど) 12.仏塔の造形(中国、タイなど) 13.仏像の微笑み(円空とイコン) 14.禅の世界観‐枯山水 15.まとめ(仏教と現代) |
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評価方法 (基準等) | | 1.期末レポート80%(受講学生が多い時は定期記述試験に切り替える場合がある) 2.学期途中のレポート・小テスト20% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習 シラバスの授業スケジュール参照し、配付資料を読んでおくこと。 復習 授業内容をノートにまとめ、自主的に追加学習を行うこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 1.テキストは指定せず、プリントを配付する。 2.参考文献は講義中に紹介する。
*DVD・VHSや画像資料を適宜紹介する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問はいつでも受け付けるが、毎回講義の最後に質問時間を設けるので、利用すること。 .講義時間外の質問等は2号館研究棟4階(研究室番号:2428)を訪ねること。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/08 11:58:26 |