サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 身のまわりの現象の中から素朴な疑問をとり上げ、その理由を考えていきます。受講者の知的好奇心をくすぐり、科学リテラシーや論理的思考力が身につくことを目指します。 |
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到達目標 | | 花子さんは化学が苦手な文系の大学生。「今年は40単位いただくわよ!」と張り切ったまでは良かったのですが、化学を履修するかどうかで悩み、部活の先輩に相談しました。 花子「化学って化学式や公式をひたすら暗記するイメージが強くて嫌いなの。単位がとれるか心配だわ」 先輩「実は、私もそうだったのよ。でも、K先生の授業を受けてから化学のイメージが変わったのよ。K 先生は身のまわりの疑問を取り上げ、とてもわかりやすく解説して下さったわ。たまにDVD を見たり、デモ実験も多く見せてもらったから、結構楽しかったわよ。」 花子「受けてみようかなぁ。」 先輩「半年後にあなたの化学のイメージがどれだけ変わるか、楽しみだわ。」 ※K先生から一言「現在、理科離れがとりざたされています。化学は単に知識を覚えるためのもので実生活とは無関係と思っていませんか? 私たちの身のまわりで起きる事は、すべて科学現象です。身のまわりは「なぜ?」の宝庫です。授業では、常に”なぜ?”を問いかけ、掘り下げ、考えていきます。子どもの頃に誰もがもっていた好奇心を思い出してみましょう。なるほど、こんな事にも化学が関与していたのか、そうだったのか、と納得していただけると思います。文系の学生さんにも理解できるように、分かり易く解説します。この授業を履修し、科学リテラシーや論理的思考力を養ってください」 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.台所の「なぜ?」 ①鍋:紙なべでお湯が沸く理由、突沸にご用心 ②調味料①:わさびの辛さのヒミツ ③調味料②:トマトケチャップとチキソトロピー、料理のサシスセソとは ④調味料③:マヨネーズが分離しない理由、たまごクイズ、おいしいチャーハンのつくり方 ⑤魚:おいしい焼き魚の焼き方 ⑥牛肉①:腐敗vs.発酵、熟成肉 ⑦牛肉②:酢豚にパイナップルを入れる理由、どんな味クイズ ⑧ご飯:なぜ、冷や飯は不味いのか? ⑨ソース:うま味vs.おいしさ、とろみがつく理由 ⑩パン:パンが膨らむ理由、おいしいサンドイッチをつくるコツ ⑪おやつ①:石焼きイモが甘い理由、白いホットケーキはつくれるか? ⑫おやつ②:ポップコーンをめざせ!、渋柿を甘くする方法 ⑬食品と色①:ハーブティーの色変化、中華麺はなぜ黄色なの? ⑭食品と色②:ゆでカニが赤い理由,りんごの変色、黒卵 ⑮豆腐:豆腐が固まるしくみ *テーマによりDVD視聴や簡単な実験を実施します。また、受講生の状況などにより、進行順序や内容が一部変更されることがあります。 |
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評価方法 (基準等) | | ・毎回のミニレポート(20%)+定期試験(80%) ・定期試験はノートやプリントの持ち込み不可 ・2/3以上の出席が必要 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 復習に重点をおき、授業中に与えられたミニレポート課題をまとめ、専門用語等を理解しておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は使用しない。プリントを配布します。参考文献は適宜紹介します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 毎回提出のミニレポートを利用して質問を受けつけます。質問には翌週の冒頭で回答します。 オフィスアワーは月・木の昼休み時間です。4号館・2階・化学教室にいますので遠慮なく訪ねて下さい。 |
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備考 | | ・毎回出席をとります。 ・授業中の私語や携帯電話使用を厳禁します。 |
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更新日付 | | 2016/02/14 14:43:29 |