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科目のねらい | | 幕府一橋派官僚の勝海舟と薩摩藩指導者の西郷隆盛は、明治維新の江戸城無血開城の立役者としても有名である。だが、敵対関係にあった両雄がなぜ交友を続け、さらに海舟は、西南戦争後も西郷の名誉回復に尽力したのか。両者の行動の軌跡を辿り真実に迫ってみたい。そこから明治国家建設の裏舞台を明らかにするものである。 |
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到達目標 | | 良識ある歴史観を養いつつ、史料から歴史的事実を解明するという事実実証主義に徹する態度を涵養する。そのうえで叙述能力をも身に付けることを目指している。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業は、教科書と配布資料及び映像資料を併用する方式をとる。 1.序 2.幕末の近代国家構想 3.幕府一橋派とは何か 4.薩摩藩の政治路線 5.尊王攘夷とは何か 6.王政復古のクーデター 7.西郷と勝の出会い 8.両雄の会談 9.江戸城無血開城 10.維新後の国家構想 11.西南戦争と西郷の死 12.亡友追悼の日々 13.西郷の遺児を支援 14.明治国家建設と勝の存在 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習は教科書を事前に読み込んで、そのポイントを理解してくること。 復習は授業中にとったノートをじっくりと読み返し、不備な点があれば訂正したり、補ったりしておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:松浦玲著『勝海舟と西郷隆盛』岩波書店 2012年 821円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業に関する質問は、講義教室あるいはオフィスアワーの研究室で受け付ける。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/02 18:45:35 |