サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 藤原道長は近年、新しい王権のあり方を生み出した人物と評価されています。その権力は貴族社会をも再編しました。頼通の時期には列島社会全体の変化が加速して「末法の世」の危機意識を生み出します。政治における正統性の重要性、政治と社会の関係、国際的要因など、多様な視点から平安社会をとらえます。 |
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到達目標 | | 日本文化の重要要素である王朝文化を生み出した、平安貴族社会に対する基本的知識を身につけ、さらに政治と社会の構造や変化を社会科学的にとらえる思考力を養います。 |
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授業の内容・ 計画 | | 講義形式 1.藤原良房―応天門の変 2.藤原基経―陽成廃帝と阿衡事件 3.藤原道長と伊周 4.一条天皇と定子・彰子 5.三条・後一条天皇―「この世をば」 6.「摂関政治」のシステム 7.法成寺と仏事 8.「国風文化」と東アジア 9.道長の家庭生活 10.藤原頼通と後朱雀天皇 11.国母とミウチ集団 12.摂関家と貴族社会 13.伊勢神宮・延暦寺問題 14.長久・寛徳の荘園整理 15.宇治平等院の創建 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 教科書の該当範囲を事前に一読する。授業後は簡単に文章化しておくと、定期試験時の復習にも役立ちます。 |
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教科書・ 参考書 | | 【教科書】 古瀬奈津子著『摂関政治』岩波書店 2011.12 \864 【081/12/0501】 【参考書】 大津透著『道長と宮廷社会』講談社 2009.2 \1296 【210.1/0506/06】 やや専門的 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問用紙を配布・回収して次の講義でまとめてコメントします(授業の前後にも対応)。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/01/24 14:28:43 |