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科目のねらい | | 社会生活において、法というものがきわめて重要な役割を果たしているにもかかわらず、高等学校までの学校教育で教えられることは、これまであまりにも少なかった。ほぼ初心者といってよい学生諸君に、法を一通り学んでいただくのが、本講義である。 春学期の法学Ⅰは、法というものの基礎と、最高法規としての憲法について具体的かつ平明に、ときに歴史的観点、国際的観点をも取り入れて概説する。 |
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到達目標 | | 法とはいかなるものか、法の特質を学び、法的なものの見方・考え方を身につける。憲法の歴史的意義、憲法の原理を理解する。 随時時事問題を取り上げることによって、社会的視野の拡大につとめる。新聞が苦労なく読めることを目標とするので時事教養を身に付けたい者で、意欲ある学生が受講せよ。 |
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授業の内容・ 計画 | | 講義形式により、以下の予定で行うが、受講者の理解度や関心によっては、異動がある。 1.授業の方針と受講上の注意 2.法のかたち 3.国家法と非国家法 4.憲法、法律、命令、規則 5.憲法の歴史 6.権力分立 7.人権 8.不文法 9.法と道徳 10.法と道徳(続) 11.法のちから 12.法による制裁 13.刑罰について 14.裁判とはいかなるものか 15.司法の制度 |
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評価方法 (基準等) | | 学期末の筆記試験の成績を基本に、平常の受講態度を平常点として加味し、評価する。 試験においては、法というものの理解、「成文法」・「不文法」など法に関する基本概念の理解を主に問う。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 講義を理解するための復習・予習は勿論として、日頃、新聞・テレビなどのニュースに触れ、自分なりの感想、意見をもつようにつとめることが、社会教養を深める結局の早道である。法や裁判に関する読書、映画・ドラマの鑑賞も大いに薦める。 |
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教科書・ 参考書 | | 西村・西井・初宿ら「判例法学」有斐閣2012.4 ¥2400 このほか受講には、六法を必携とする。 「ポケット六法」有斐閣¥1852 (すでに持っている者はどの出版社の六法でも構わない) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問は講義中でも、講義外でも歓迎する。講義外なら、講義終了後教室または非常勤講師控室にてお応えする。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/12 10:08:53 |