開講年度2015
科目名歯科麻酔
科目ナンバー
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年4年
担当者原田 純
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限 楠元第1講義室
秋学期 水曜日 4時限 楠元第1講義室


コーディネーター
担当講座
麻酔学講座
担当者
主任教授:原田 純、准教授:山田富夫、山田正弘、助教:奥村陽子
授業の概要
(目的)
『目的』
臨床麻酔に必要な麻酔法の基礎を学び理解する。また麻酔に随伴して生じる諸種の全身的反応を学び、それに対する方策を知ることにより、生体の全身管理を理解する。

『到達目標』
歯科麻酔学授業終了時において歯科臨床医として歯科患者の麻酔管理が可能な基礎知識と技術、態度を習得する。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
なし。

『参考書』
○歯科麻酔学(第7版) 医歯薬出版(2011年改訂)
○スタンダード歯科麻酔学(第2版) 学建書院(2011年改訂)
○臨床歯科麻酔学(第4版) 永末書店(2011年改訂)
○歯科臨床と局所麻酔 医歯薬出版
○救急蘇生法の指針2010医療従事者用(改訂4版)へるす出版
講義(実習)
の方法・形式
授業のプリントを中心に行う。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1歯科麻酔学概説

一般目標(GIO)
歯学部生にとって歯科麻酔学を学ぶことの重要性を理解する。
E-1-3)
A.歯科麻酔に必要な基礎知識
到達目標(SBOs)
1)歯科麻酔学の特徴について説明できる。
2)局所麻酔と全身麻酔について説明できる。
3)末梢神経の興奮と伝達について説明できる。
E-1-3)-(3)-①
原田  純
2局所麻酔薬

一般目標(GIO)
局所麻酔薬の作用機序と種類を学ぶことで局所麻酔薬の適正な選択と使用ができる。
E-1-3)
B.局所麻酔薬
到達目標(SBOs)
1)局所麻酔薬の作用機序について説明できる。
2)局所麻酔薬の種類について説明できる。
E-1-3)-(3)-②,
E-1-3)-(3)-③
原田  純
3血管収縮薬

一般目標(GIO)
血管収縮薬の添加の意義を理解し、血管収縮薬の適正な使用ができる。
E-1-3)
C.血管収縮薬
到達目標(SBOs)
1)血管収縮薬の薬理作用について説明できる。
2)血管収縮薬の種類について説明できる。
E-1-3)-(3)-④
原田  純
4局所麻酔法

一般目標(GIO)
歯科治療に必須の局所麻酔法の基礎を理解する。
E-1-3)
D.局所麻酔法
到達目標(SBOs)
1)表面麻酔法について説明できる。
2)浸潤麻酔法について説明できる。
3)伝達麻酔法について説明できる。
E-1-3)-(3)-⑤
奥村 陽子
5局所麻酔薬による偶発症(1)

一般目標(GIO)
偶発症の種類と病態を知り、基本的な予防と対応ができる。
E-1-3)
E.局所麻酔薬による偶発症
到達目標(SBOs)
1)局所的偶発症について説明できる。
2)全身的偶発症について説明できる。
E-1-3)-(3)-⑥
山田 富夫
6F.局所麻酔による偶発症
到達目標(SBOs)
1)局所的偶発症について説明できる。
2)全身的偶発症について説明できる。
E-1-3)-(3)-⑥
山田 富夫
7全身麻酔

一般目標(GIO)
全身麻酔法の種類と特徴を理解する。
気管麻酔の適応、利点、欠点を理解する。
E-1-3)
G.全身麻酔
到達目標(SBOs)
1)全身麻酔法について説明できる。
2)気管挿管について説明できる。
E-1-3)-(4)-①
原田  純
8吸入麻酔薬

一般目標(GIO)
吸入麻酔薬の適切な選択ができ、吸入麻酔薬による全身麻酔の適応、麻酔による呼吸循環への影響を理解する。
E-1)-3)
H.吸入麻酔薬
到達目標(SBOs)
1)亜酸化窒素について説明できる。
2)その他の吸入麻酔薬について説明できる。
E-1-3)-(4)-②
原田  純
9静脈麻酔-NLA

一般目標(GIO)
静脈麻酔法の原理と特徴を理解する。
E-1-3)
I.静脈麻酔-NLA
到達目標(SBOs)
1)静脈麻酔の特徴について説明できる。
2)静脈麻酔薬の種類について説明できる。
E-1-3)-(2)-①,
E-1-3)-(2)-②
山田 正弘
10鎮静法

一般目標(GIO)
鎮静法の応用と利点欠点を理解する。
E-1-3)
J.鎮静法
到達目標(SBOs)
1)笑気吸入鎮静法について説明できる。
2)静脈内鎮静法について説明できる。
E-1-3)-(2)-③,
E-1-3)-(2)-④
山田 正弘
11術前管理

一般目標(GIO)
患者の全身状態の評価ができる。
麻酔前投薬の目的方法を理解する。
E-1-3)
K.術前管理
到達目標(SBOs)
1)術前の全身状態評価について説明できる。
2)麻酔前投薬について説明できる。
E-1-3)-③
原田  純
12全身管理(1)

一般目標(GIO)
呼吸、環境に及ぼす麻酔の影響を知り、患者の全身管理の基本を理解する。
E-1-3)
L.全身管理
到達目標(SBOs)
1)呼吸の生理と麻酔について説明できる。
2)術中呼吸とモニタリングについて説明できる。
E-1-3)-(1)-⑥,⑦

3)循環の生理と麻酔について説明できる。
4)術中循環管理とモニタリングについて説明できる。
E-1-3)-(1)-⑧,⑨
原田  純
13心肺蘇生

一般目標(GIO)
救急処置の基本を身につける。
E-1-5)
M.心肺蘇生とAED
到達目標(SBOs)
1)心肺蘇生法の基本を説明できる。
2)胸骨圧迫と自動体外式除細動器を説明できる。
E-1-5)-①,②,③,④,⑤
原田  純
14ショックの病態と治療

一般目標
循環障害の成因、形態およびその転帰を理解する。
C-4-3)
N.循環障害
到達目標
ショックの成因と種類を説明できる。
C-4-3)-⑦
原田  純
15ペインクリニック

一般目標(GIO)
痛みの原因とその治療法を麻酔学の領域から理解する。
E-2-4)
O.ペインクリニック
到達目標(SBOs)
1)痛みの病態について説明できる。
2)歯科領域の疼痛性疾患と治療について説明できる。
E-2-4)-(8)-①,②,③
原田  純
留意事項
都合により講義の順が入れ替わることがある。授業に必ず出席し全体の流れを見失わないように注意すること。
授業以外の
学習方法
基礎医学、特に解剖、生理、薬理を復習しておく。
成績評価方法
筆記試験、レポートから総合的に評価する。
参照ホーム
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更新日付2014/12/12 14:46:25