| |
回 | 講義(実習)項目・一般目標(GIO) | 講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・ 予習・復習 | 担当者 |
|
1 | 歯周病学総論
一般目標(GIO) 歯科臨床での基本的知識として歯周病を理解するために、歯周病の特徴を知る。 | 歯周病の特徴
到達目標(SBOs) 1)歯周病の特徴を列挙できる。 2)歯肉溝、歯肉ポケット、歯周ポケットの違いを説明できる。 3)歯周病の初発因子を説明できる。 4)歯周病と全身疾患の関係について説明できる。
E-3-1) -⑤ E-3-2) -④ E-3-3) -(3)-② 「臨床歯周病学 第2版」序章:P.2〜7 | 三谷章雄 |
|
2 | 特別講義 喫煙と歯周病
一般目標(GIO) ・ニコチン依存症について理解し、学習する。 ・喫煙と歯周病との関係について理解し、学習する。 ・禁煙支援を理解し、学習する。 | 喫煙と歯周病
到達目標(SBOs) 1)タバコがやめられないのは、ニコチン依存症であることを理解し、説明できる。 2)喫煙と歯周病の関係について理解し、説明できる。 3)禁煙支援について理解し、概説できる。
「臨床歯周病学 第2版」P.160, 161 203〜205 | 稲垣幸司 |
|
3, 4, 5 | 歯周組織
一般目標(GIO) 歯周病の発生機序や治癒機転を理解するために、歯周組織の常態についての知識を修得する。 | 歯周組織の常態
到達目標(SBOs) 1)歯周組織の解剖学的構造について図解し、各部の名称を列挙できる。 2)歯周組織の組織学的構造について図解し、各部の名称を列挙できる。 3)歯肉のターンオーバーについて説明できる。 4)病原因子に対する歯肉の防御機能について説明できる。 5)歯根膜の機能について説明できる。 6)セメント質を組織学的に分類できる。 7)セメント質と歯槽骨を比較し、類似性や相違点について説明できる。 8)歯周組織の恒常性の維持に関する仕組みについて説明できる。
E-3-1)-⑤ E-3-2) -④ E-3-3) -(3)-⑤ 「臨床歯周病学 第2版」P.146〜155 | 林潤一郎 |
|
6 | 特別講義 | 歯周組織の炎症に関わる免疫応答の基礎 | 内記良一 |
|
7 | 歯周病の病態と原因(病因1)
一般目標(GIO) 歯周病の病態を理解し、患者に歯周病を説明するために、病因についての知識を修得する。 | 歯周病の原因(病因:総論)
到達目標(SBOs) 1)歯周病の病態を説明できる。 2)歯周病の病因を列挙できる。 3)歯周組織破壊のメカニズムを説明できる。
E-3-2)-④ 「臨床歯周病学 第2版」第1章:P.18〜25 | 三谷章雄 |
|
8, 9, 10 | 歯周病の原因(病因2, 3, 4)
一般目標(GIO) 歯周病の病態を理解し、患者に歯周病を説明するために、病因についての知識を修得する。 | 歯周病の原因(病因:各論)
到達目標(SBOs) 1)歯周病の初発因子と修飾因子を説明できる。 2)プラークの付着・形成・成熟過程を説明できる。 3)歯周病原細菌について説明できる。 4)外傷性咬合の原因について説明できる。 5)歯周組織破壊のメカニズムを説明できる。
E-3-2)-④ 「臨床歯周病学 第2版」P.18〜25, 146〜155, 176〜205, 218〜225 | 菊池毅 |
|
11 | 特別講義 ペリオドンタルメディシン
一般目標(GIO) 医科歯科連携を強化するために、ペリオドンタルメディシン(歯周医学)についての最新の知見を知る。 | 特別講義
到達目標(SBOs) 1)ペリオドンタルメディシン(歯周医学)の概念を説明できる。 2)歯周病によって誘発される可能性がある全身疾患を列挙できる。 3)歯周病と双方向性を示す関係のある全身疾患を識別できる。
「臨床歯周病学 第2版」第20章:P.206〜217 | 吉成伸夫 |
|
12, 13 | 歯周病の検査
一般目標(GIO) 歯周疾患の進行の程度を把握するために、歯周組織の検査法について学習する。 | 歯周病の検査
到達目標(SBOs) 1)問診の目的について説明できる。 2)歯周病の検査法を列挙できる。 3)歯周病の検査の目的について説明できる。 4)プローブを用いた歯周組織検査の検査項目を列挙できる。 5)プロービングデプスと、それを測定する意義を説明できる。 6)クリニカルアタッチメントレベルと、それを測定する意義について説明できる。 7)歯周組織の炎症の検査法について説明できる。 8)歯の動揺度の判定基準(Millerの判定基準)について説明できる。 9)咬合・フレミタスの検査法について説明できる。 10)プラークの診査法について説明できる。 11)歯周病に関連する習癖の検査法について説明できる。 12)疫学調査で使用する指数を説明できる。 E-3-2)-④ E-3-3) -(3)-② 「臨床歯周病学 第2版」P.26〜35, P166 | 福田光男 |
|
14 | 歯周病の診断と分類
一般目標(GIO) 歯周病の病態の違いを理解するために、歯周病の診断名と分類について学習する。 | 歯周病の診断と分類について
到達目標(SBOs) 1)歯周病の分類と、その変遷について説明できる。 2)歯肉炎、歯周炎、咬合性外傷について説明できる。 3)歯肉増殖について説明できる。 4)壊死性歯周疾患の特徴について説明できる。 5)歯周炎の進行程度の区分について説明できる。
E-3-3) -(3)-② 「臨床歯周病学 第2版」第14章:P.156〜165 | 林潤一郎 |
|
15 | 歯周病分野における最先端研究
一般目標(GIO) 歯周病学の発展のために、近年行われている歯周病分野の研究内容を知る。 | 歯周病分野における最先端研究
一般目標(GIO) 1)歯周病分野における研究の目的について理解する。 2)歯周病分野における研究の手法について理解する。 3)今後行うと興味深いと思われる歯周病分野の研究テーマを討議する。
A-6-2) -① | 三谷章雄 |
|