開講年度2015
科目名企業経営特論A
(全)開講学科経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者丹下 博文
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
西濃運輸株式会社 寄附講座
科目のねらい
 日本のトラック輸送産業が、物流の基幹産業として経済活動や国民生活を支えており、ライフライン(生活の命綱)と言われています。西濃運輸株式会社の創業者である田口利八名誉会長から受け継がれたDNAを『礎(いしずえ)』として発展してきた「カンガルー便」の生い立ち、事業内容、企業文化、風土、総合物流商社としての取り組みを講義します。社会人として必要なスキルを構築するための方策も併せて伝授します。
到達目標
 「カンガルー便」(西濃運輸株式会社)から学ぶ物流知識向上を目標とします。物流の果たす役割、ロジスティクスの展開、コンプライアンスといった知識の習得と実際の業務説明による物流全体の理解を目標とします。
授業の内容・
計画
 本科目は、西濃運輸株式会社の寄附講座として開講します。講師はセイノーホールディングス株式会社・経営企画室 河村室長が担当します。テーマに基づき、関連する時々の話題や企業での取り組み事例を紹介し、講義形式で解説します。
 使用するテキスト(資料)は毎回配布しますが、必要事項を書き込んで「オリジナルの物流テキスト」を作り上げていきます。また、毎時間、「ワーキング」(課題)を実施(提出)し、講義内容をおさらいして習熟・理解度の確認を行います。

 予定講義テーマは、次の通りです。

1. 企業物流№1 西濃運輸
2. 西濃魂=遺伝子(DNA)「人間尊重」と「挑戦」
3. 物流の役割と活動
4. 東日本大震災で発揮したトラック輸送の機動力
5. 輸送産業の現状とトラック輸送
6. 消費者物流動向と貨物のながれ
7. トラックの運賃、料金体系
8. 物流現場最前線「集配業務」
9. 物流現場最前線「路線(幹線輸送)業務」
10.トラック輸送の環境対策
11.ロジスティクスの展開
12.物流センター業務の種類と特徴
13.物流現場最前線「物流センター業務」
14.コンプライアンス(法令順守)と安全の取り組み
15.新たな総合物流商社の構築(輸送、情報、販売、金融)
評価方法
(基準等)
 定期試験は行わず、毎時間の「ワーキング」による理解度を中心に評価し、出席状況・受講態度・授業への参加度を加味します。
 5回以上の欠席・「ワーキング」(課題)未提出は、失格扱いとします。
授業外の学修
(予習・復習)
  新聞、ニュースによる時事問題の把握が必要になります。復習は配布・説明した資料を読み返すことにより、習熟度が向上します。
教科書・
参考書
  講義で使用する資料は、毎回配布します。
参照URL
1.セイノーホールディングス
2.西濃運輸
質疑応答
  毎週水曜日の授業後にお聞きします。また、「ワーキング」(課題)用紙に記入していただければ、次回講義の時に解説します。
備考
  大学側で作成した指定席での受講とします。物流に興味あるなしに関わらず、物流が生活に果たす役割、経済活動への影響等を学びたい学生は大歓迎です。また、就活(就職活動)を控え、「社会人とは」とか「企業の考え方」などを習得したい学生は受講して下さい。
画像
ファイル
更新日付2015/01/24 12:41:48