サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 財務管理論IIでは財務管理論Iに続いて、財務管理についてより実践的な課題を取り上げて講義します。具体的には、投資案の評価、企業価値の評価、資金調達方法、配当政策について講義し、さらに新たな財務分野であり、近年、外資や情報系企業による合併・買収(M&A)が問題となっている、 M&Aの財務を取り上げます。最後に、わが国における企業経営が直面しているファイナンス問題について考察します。 なお、財務管理論IIは、春学期の財務管理論Iの続きとなります。 |
|
|
到達目標 | | 財務管理論I, IIでの到達目標は、次の通りになります。 1) 経営的な意思決定を”金額”という数値使って、正しく行えるようになること 2) 経営に役立てるために、どのようにお金を調達すれば効率的が理解すること 3) 金融市場での取引形態を理解すること 4) 金融市場での取引内容(株式など)の基本的な価値の測定ができるようになること 5) 企業の価値を評価できるようになること |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 1,ガイダンス、財務管理論Iの復習 2,投資案の評価の再確認 ~内部収益率法、正味現在価値法 3,企業価値の評価(1) ~配当割引モデル 3,企業価値の評価(2) ~フリー・キャッシュフロー・モデル 4,企業価値の評価(3) ~会計利益モデル 5,企業価値の評価(4) ~EVA、まとめ 6,資金調達(1) ~株式発行によるファイナンス 7,資金調達(2) ~負債ファイナンスとスワップ 8,資金調達(3) ~証券化 9,配当政策(1) ~配当に関する制度、MMの配当理論 10,配当政策(2) ~不完全市場での配当政策、自社株買いと配当支払 11,合併・買収(M&A)とファイナンス(1) ~M&Aの基礎 12,合併・買収(M&A)とファイナンス(2) ~M&Aにおけるファイナンス 13,日本的経営におけるファイナンス問題(1) ~含み益経営、株式持合い 14,日本的経営におけるファイナンス問題(2) ~コーポレート・ガバナンス 15, まとめと問題演習 |
|
|
評価方法 (基準等) | | 期末試験(70%) 期中レポート(0%) 平常点(30%) 出席点(0%) 内容の節目ごとに、課題を講義内に解いたり、宿題として出したりします。これを平常点として扱います。 |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | この科目では、数値で表現することや、計算することが頻繁にあります。そのため、特に公式の計算については、復習が非常に重要になります。 また、ある程度の数学の知識を必要とする場面があります。それほど高度なものは取り扱わないようにはしますが、連立方程式や二次方程式の計算くらいは出てきますので、その点について中学や高校での数学を復習しておりてください。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | |
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | |
|
備考 | | 様々な計算を行うので、電卓(ルート機能のあるもの)を持ってくる事。試験等では電卓は持ち込み可にする予定ですが、スマートフォン等通信機能のあるものの電卓機能は使えません。 予め、電卓を用意してください。 財務管理論Iの内容の続きになります。特段の理由がない限り、逆順で取らないことを薦めます。 |
|
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2015/02/13 14:11:50 |