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科目のねらい | | 近未来において人口の3分の1、もしかすると半分近くを高齢者が占めるようになる。その社会を支えるために、(君たちも含めて)私たちは非常な負荷、またはコストを覚悟しなければならなくなる。経営学とは、いうまでもないがヒト、モノ、カネ、そして情報という資源を有効に活用して、よりいっそうの成果を得るようにするための知的体系である。超高齢社会において、その知的体系がどのように役立つのか考えたい。 |
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到達目標 | | 君たちにとって、まさしく今、考えなければならないことである。というのは、将来、君たちの両親が老いたときに、何ができるかである。その頃、世界的にも例を見ない超高齢社会になっているはずである。そのとき、君たちは親を不幸にさせてはいないか、もしかすると君たち自身が不幸になっているかもしれない。それらのことを総合的に考える必須の学問が(ヒューマン)サービス・マネジメント論であるといってよい。 |
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授業の内容・ 計画 | | サービス一般について、さらにヒューマン・サービス、そして介護サービスについて、分野を絞り込みながら、論じることにしたい。以下のような要領で講義する。 はじめに 第1講 サービス論一般について概説 第2講 ヒューマン・サービスとは何か とくに、病院や福祉施設の経営管理についての一般論 第3講 ヒューマン・サービスの特異性と問題点 第4講 クライエントについて 第5講 (ヒューマン)サービスの技術 第6講 マネジメントの必要性と、その限界について 第7章 サービスの送り手、受け手、そのメンタリティについて 第8講 ストレス、とくにバーンアウトについて 第9講 サービスの評価 第10講 要約と残された課題 |
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評価方法 (基準等) | | 途中で小テストを3回実施する。それぞれ10点配点、期末テストで70点を配点。合わせて100点として採点。抜き打ち的に何回か出席確認をする。採点には入れないが、微妙な得点の場合(55-65点など)は採点に影響することはある。なお、小テストは3回とも欠席した場合、評価に影響が出ることがあることは承知しておいてほしい。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 講義で資料を配布することがある。それに必ず目を通して、概要を復習しておいてほしい。 なお、確認テストを実施することがあるので、そのトピックについては、必ず覚えるようにしておいてほしい。 |
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教科書・ 参考書 | | テキスト:佐藤卓利ほか著「介護サービスマネジメント」ナカニシヤ出版。 ほかに、講義の1回目でいくつかの参考書を提示する。 なお、パワーポイントで講義するので、毎回、ハードコピーを持参すること。詳細は第一回目の講義で説明する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 講義の終了時には、しばらく壇上にいるので、質問に来てほしい。 なお、水曜日、木曜日、金曜日は研究室にいるので、質問があれば来室を歓迎する。 |
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備考 | | 介護のマネジメントの特異性を理解するためには、経営学の標準的な知識をもっていることが望ましい。 |
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更新日付 | | 2015/02/11 10:49:44 |