サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 近年では社会問題や環境問題に対して企業が責任ある対応をとることを求める声が大きくなっています。特に、資源の枯渇や環境汚染そして地球温暖化などの問題が顕現するにつれて、企業活動における環境対応は、企業の規模にかかわらず、不可避のものとなっています。企業活動におけるより本質的な環境対応を実現するためには、環境と経営(経済)を企業の中で結びつけることが必要となり、そのような連携をもたらす数少ない手段の一つとして、環境管理会計が存在しています。 本講義では、IFACによって公表された環境管理会計の国際ガイドラインの内容を理解し、さらに日本における環境管理会計の実践に関して英語で書かれた研究を精読することを通じて、環境管理会計に関する包括的な知識を獲得し、さらに近年の環境管理会計の実践に関する動向に関しても理解することを目的とします。 |
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到達目標 | | 本講義では、以下の内容を目標とします。 1. 辞書を用いることで、英文を精読し、適切な日本語に訳出することができる 2. 環境管理会計についての基礎的な知識および、具体的な実践に関しての知識を深める |
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授業の内容・ 計画 | | 1. 講義の概要および環境経営・会計について (第1回) 2. 環境管理会計とは (第2回) 3. Selected Examples of EMA Applications for Internal Management (第3回~第5回) 4. Selected Examples of EMA Applications and Links Related to Other Types of Accounting and External Reporting Initiatives (第6回~第8回) 5. Environmental Management Accounting Practices in Japan (第9回~第11回) 6. Environmental Management Accounting Practices in Japanese Manufacturing Sites (第12回~第14回) 7. 本講義のまとめ (第15回) |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業の冒頭で、その授業回で講義する箇所の一部あるいはそれに関連した内容の英文を日本語に翻訳してもらいます(小テスト)。その後、講義箇所の解説を行いますので、履修者は毎回事前に講義箇所を読み、予習しておいてください。 また、英文読解は毎日欠かさず英語を読むことが重要です。復習も兼ねて、毎日少しでも英語を読むようにしてください。 |
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教科書・ 参考書 | | 初回講義までに、下記の参照URLより、当該ガイドラインをダウンロードしてください。 Jasch, C. & Savage, D. (2005) International Guidance Document on Environmental Management Accounting (EMA), New York: International Federation of Accountants. ※他の文献は、適宜講義にて指示します。 【参考書】國部 克彦・伊坪 徳宏・水口 剛著『環境経営・会計[第2版]』有斐閣 2012.4. \2,592 環境管理会計をさらに学習したい人向けです。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | オフィスアワー:月曜日16時~17時(名城公園キャンパス2911研究室) ※来室の際はメールにて事前にアポイントメントを必ず取ってください。 |
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備考 | | 1. 授業中の私語は厳禁します。 2. 講義には毎回英和辞典を持参するようにしてください。 3. 春学期開講の外国書講読Aを履修している必要は必ずしもありませんが、外国書講読Aに引き続き本講義を履修することで、環境管理会計に関する知識や当該領域における英語の読解能力はより高まると考えます。 4. 講義は履修者の理解を第一に優先し、履修者の英語の読解力に応じて適宜進捗速度を変化させ対応します。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 23:40:34 |