開講年度2015
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
剤形論
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年3年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 木曜日 2時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
薬は効果があるばかりでなく副作用が少ないことが重要であり,至適用量の主薬が標的とする部位に送達されることが理想である.そのために主薬の安定性の向上,溶解性や吸収性の改善,作用の持続化,標的部位への分布改善など様々な工夫が各剤形に施されている.服用のしやすさや投与のしやすさといったことも加味して製剤化されている.本講義では汎用される医薬品を例に挙げ,各剤形の定義や特徴を理解し,添加物や製剤関連試験法についても学習する.
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1経口投与する製剤 1  錠剤,カプセル剤の種類を列挙でき,その特徴を説明できるC16-2,S206
2経口投与する製剤 2  顆粒剤,散剤,懸濁剤の特徴並びに製法,試験法,添加物を説明できるC16-2
3シロップ剤,口腔内錠剤,口腔内スプレー剤,口腔用半固形剤,含嗽剤の特徴を説明できるC16-2
4注射により投与する製剤 1  注射剤の特徴を理解し,種類について説明できるC16-2
5注射により投与する製剤 2  輸液製剤の組成を理解し,製剤の適応について説明できるC16-2,S413
6透析に用いる製剤,気管支・肺に適用する製剤  透析用用剤,吸入剤の特徴と種類について説明できるC16-2
7目に投与する製剤,耳に投与する製剤  点眼剤,眼軟膏剤,点耳剤の特徴と種類について説明できるC16-2
8鼻に適用する製剤,直腸に適用する製剤  点鼻剤,坐剤などの特徴と種類について説明できるC16-2,S408
9腟に適用する製剤,皮膚などに適用する製剤  腟剤,ローション剤などの特徴と種類を説明できるC16-2,S403
10その他の製剤(生物学的製剤,造影剤,放射性医薬品)  生物関連製剤,造影剤,放射性医薬品の特徴と種類について説明できるC16-2, S404
11ドラッグデリバリーシステム 1 DDSの概念と有用性を説明できるC16-3
12ドラッグデリバリーシステム 2  ターゲティング,プロドラッグについて理解し,説明できるC16-3
13製剤関連試験法  日本薬局方一般試験法に規定された製剤に関連する試験法を説明できるC16-2
授業の方法・方略
プリントを配布し,スライドを用いて講義を行う.講義毎に問題を提示し,講義内容の理解を促す.
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(90%),課題(10%)
教科書
教科書:三嶋基弘ら編集 『臨床製剤学』改訂第3版 南江堂 2012.3 ¥5,700
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
ページ
画像
ファイル
更新日付2015/02/07 10:40:27